山本芙由美さん(44)は、ろう者であり、性的指向を持つパンセクシュアルです。彼女は神戸市で生まれ、性的自認についての疑問を抱えながら高校生活を過ごしました。その後、アメリカの大学で留学し、ろう文化やセクシュアリティについて研究しました。現在、山本さんは「Deaf LGBTQ Center」の代表を務め、孤独感を抱えるろう者の性的少数者を支援しています。
彼女は、手話に残る性別区分や男尊女卑の影響により、ノンバイナリーやトランスジェンダーの人々が苦痛を感じる状況を改善するため、手話通訳者の育成に力を注いでいます。山本さん自身がロールモデルとして、多様な性を尊重する社会の必要性を訴えています。

ろう者であると同時にLGBTQの一員として生きる人々が直面する課題には、社会制度の欠陥が深く横たわっています。手話に残る性別区分は、ノンバイナリーやトランスジェンダーの人々にとって苦痛の源であり、これは社会の変化を求める大いなる証拠です。まずは、この性別区分を排除し、ジェンダー中立的な手話表現を導入することが重要です。次に、多様な性に関する理解のある手話通訳者の育成を進めることで、当事者のコミュニケーションを円滑にする必要があります。最後に、教育機関や職場での性的指向や性自認に対する偏見をなくし、包括的な教育プログラムを導入することで、社会全体の意識改革を促すべきです。
これらの具体策によって、少数者が尊重され、多様な価値観が共存する社会を築くことができます。山本さんの活動は、その未来への一歩であり、共に歩み続けることが求められています。





ネットからのコメント
1、生徒に彼氏の有無を問われて「女の人が好き」を返すのって必要?いないってだけで良くない?そりゃごく稀に「秘密ね」と言いながら教えてくる人いる。でもそこまで踏み込んで答えることに何の意味があるんだろう、と思う。それで他所で話せばアウティングになるんでしょう?どうしたいんだよ、としか…それに、ロールモデルがいたところで生きづらさは変わらないと思う。先日メイド服着てステージに出ているT女性が、40代以降のロールモデルがいなくて人生詰むなどと嘆く動画見たけど、ロールモデルだって正解じゃないから。正解だと思ってなぞるだけならそりゃ人生詰むよとしか思えなかった。何というか、マイノリティの方々の話って、自分が生きやすい居場所を他者や社会に求めすぎでは?自分で居場所は作るものでしょ。
マジョリティだって、別に最初から居場所を用意されてるわけじゃないんだよ?
2、だいぶ前にここで見た記事ですが、長年吃音で悩み苦しんでいた男性がトランスのコミュニティに関わった結果、彼らの自己主張の強さに憧れて自分もああなりたいと性別変更。当然性別変更しても吃音は治らないわ身体のメンテナンスでストレスは増えるわあのコミュニティもそれ相応の人付き合いの苦労があるわで後悔しているという話がありました。事実かは知りませんが。生き辛くない生き方なるものに、夢を見すぎじゃないですかね。
3、例えば、明らかに見た目が日本人の方には日本語で喋ると思います逆に外国人の外見をしていれば、英語の方が良いかな?とか気を使いますしかし見た目が日本人でも、アメリカ生まれアメリカ育ち日本語わからないと言う方も居るし見た目外国人でも日本生まれ日本育ち英語わかりませんと言う方も居るでも一々その人のバックボーンなんか一目でわかるはずもない「見た目は日本人だけど日本語が通じないかも知れない」なんて配慮しますか?見た目が女性ならパートナーは男性である確率が高い、だから「彼氏居る?」と問われるのは当たり前です「プライベートな話題を不躾に聞くな」と言う主張なら同意しますがLGBTQに配慮した話題振りを心掛けろはいかがなものかと思います
4、江戸時代は男色は、粋な文化とされていましたが、明治に入るとキリスト教の伝導によって、良くない文化とされていました。時代や宗教によって嗜好までもが変化させられるのは、いつも不思議だなと思います。 ひと昔前は、好みの異性を聞くなどが当たり前、いつか結婚するのも当たり前のような風潮がありましたが、現代は、マイノリティーが浸透して、深く聞くなど、しなくなったように思います。これも時代の変化ですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1ae765762d4ca8f4a10034272d29f44789f37928,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]