仙台市で5月、福祉事務所職員が生活保護受給者の男性に消費期限が1日切れたパンを提供し、男性はその後、腹痛や下痢の症状を訴えた。パンはフードバンクから受け取ったものであり、提供時に職員は男性に期限切れを伝え同意を得たとされる。仙台市は対応を「不適切ではない」とし、廃棄が望ましいことを認めるも改善を明言せず、厚労省と専門家がその行為を問題視。専門家は「困窮者への対応として許されない」と厳しく批判した。

福祉の最前線で、困窮者を支援する場が安全基準を軽視する場に変わってしまうことは許されません。この事例から明らかなのは、消費期限切れ食品を提供するリスクを把握していながら適切な対応が取られなかった仙台市の姿勢の問題です。一見して同意が得られているようにも思えますが、困窮の中で選択肢の乏しい男性にとって、それは事実上の「選択の放棄」となります。
困窮者をサポートする制度の利用者が、不必要なリスクを負う状況は正すべき異常です。
問題の本質は、食品の安全基準に対する意識の低さ、また困窮者支援における人権への配慮が欠如していることにあります。これを改善するためには、(1)生活困窮者への食品提供基準を明確化し、その教育を行う、(2)フードバンクと市の連携強化を図り、安全基準に基づいて食品を調査・管理する、(3)問題発覚時の対応ガイドラインを整備し、再発防止体制を強化する、といった具体策が求められます。
支援は困窮者の尊厳を守るものであるべきで、その根幹が揺らぐ社会では、私たち全員が失敗の当事者となります。この問題にしっかりと目を向け、信頼できる制度へと再構築していくことこそが社会の責任です。
ネットからのコメント
1、以前、ニュースで報道されていたが、食品ロスを減らすため消費期限切れの商品を売る店もあった価格は当然安いが、自己責任で購入することをことわっていた。この記事では、生活保護者が自己責任で持ち帰ったわけですから、市に責任はないと思います。
腹痛や下痢は自己責任の結果です。自分も消費期限の切れたパンを食べることもあります。弁護士がコメントしていますが、生活保護者が虐げられているような印象を与える発言は正しくないと思います。
2、御本人が賞味期限切れを承諾して受け取ったなら自己責任と言うことで問題ないと思います。お腹を壊した原因が必ずしもそのパンだとは限らないのでは?私だったら1日くらい切れたパン気にならないので有り難くいただきます。前日の23:59まで大丈夫だったものが午前0時に突然食べられなくなるっておかしいと思うので。
3、生活保護受給者には金が支給されて居るので、それ以上の支援は必要が無い。本人が同意した上で渡してるので、仙台市の優しさが招いたに過ぎない。生活保護受給者に気を使うよりも、現役時代に保険料を納付した国民年金受給者で、生活が苦しい高齢者に気を使うべきです。まず国民年金受給者より生活保護受給者の支給額が多い事が問題。
4、毎月保護費が入ると外食したりパチンコしたりその日のうちに使い切り食べるものがないと訴えフードバンク、子ども食堂、携帯電話で課金し毎日生活してる方が隣人で生活パターンは変わらず保護課に出向いてはお金を前借りさせて欲しいと訴え、時々お金を貸して欲しいと訪れます。
その方は、保護課に出向いても何もしてくれないと訴えてますから賞味期限切れであっても提供してくれるだけありがたいと思います
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ed94be7b0ab2fedd84b5fb009220de10d7932ebf,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]