マンション修繕工事をめぐる談合問題:
公正取引委員会は、マンションの大規模修繕工事の入札における約40社による談合問題を調査し、38社に独占禁止法違反として排除措置命令および約16億円の課徴金納付を命じる方針を固めた。関与したのは、長谷工リフォームや清水建設子会社、翔設計など大手を含む企業群で、2021年秋以降、関東地方の修繕工事で事前調整を行い、価格や受注者を不正に決定していた。住民の管理組合が専門知識に依存する構造を悪用した背景も指摘される。

企業への厳しい問いかけと改革の提案:
今回の談合問題は、住宅所有者や管理組合への信頼を大きく裏切る行為として、極めて深刻です。自社利益の追求が住民の経済的負担やマンションの資産価値維持を脅かした点は看過できません。問題の本質は、発注者の知識不足を悪用し、不適切な調整を行える仕組みの温存にあります。
根端的な再発防止には以下の改革が不可欠です。(1)管理組合への専門知識支援を国主導で提供する制度の充実。(2)談合に関与した企業への入札資格制限を強化し、透明性を持った新規参入企業の促進。(3)施工やコンサルに対する第三者機関による監査を義務化する。
住宅は生活の基盤であり、安全で公正な制度が不可欠です。不正に関与した企業は、公平競争の原則と消費者保護を犠牲にした責任を強く問われるべきです。これを見過ごせば、健全な市場競争は成り立たなくなります。今こそ制度改革を通じて、信頼を築き直すべき時です。
ネットからのコメント
1、マンション修繕談合に対する処分としては、かなり甘いと感じます。課徴金を課せば国の収入にはなりますが、実際に損害を被ったのは工事を発注したマンション管理組合や住民の方々です。もし談合によって工事費が不当に高くなっていたのであれば、過去の工事内容や契約金額を精査し、過大に支払われた分を発注者へ返還させる仕組みまで踏み込むべきではないでしょうか。再発防止のためにも、単なる課徴金だけで終わらせるのではなく、不正によって得た利益を確実に吐き出させる厳しい対応が必要だと思います。
2、大規模修繕工事の前に「区分所有者」としてマンションの修繕委員会に入り込み、身分を隠して特定の業者(自社)が受注できるよう、情報操作しているケースもあるという。それだけ大規模修繕工事は旨みがあるのだろう。たとえ上司や取引先の命令だったとしても、そこまでして忠誠を尽くすのはおかしいと思うし、談合の話も残念だけどやっぱりな、という印象が強い。
3、16億円を40社で分けると一社あたり4000万円です。利益率20%としたら1億円の大規模修繕を2棟やればペイできてしまいます。これでは課徴金の意味がありません。さらなるペナルティとして過去に関わった工事について一部屋あたり50万円程度の賠償支払を命じるべきです。
4、億ション超えが進むマンションが、実は販売不振に喘いでいると。銀行も信じられない50年ローンって正気の沙汰ではないと空き家問題は実はマンションで進行しつつあり、50世帯の中規模マンションの20%が空室になれば、維持管理も立ち行かなくなると建設、不動産業界に対して根本的にある不信感があるのにも関わらず、このような談合を繰り返す精神性が業界の闇になっていることで、さらに販売不振が増大していること晴海を中心として軟弱土壌に林立するマンションに、これから襲いかかるであろう巨額な修繕費を支払う住民が気の毒に思えてしかたない30代の若者を食い物にする不動産、銀行に親として注意喚起を
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5ea9e87a5718b6e476fa0be0807558072a4e8a37,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]