フジテレビは元タレントによる性加害トラブルが発覚してから1年、企業改革に取り組んできた。清水賢治氏は親会社フジ・メディア・ホールディングスの社長として、インタビューに応じる中で「同質性」が問題だったと認識。1980年代から90年代の成功体験による思い込みが組織の硬直化を招いたと分析し、取締役会の一新とダイバーシティ推進を図った。

ガバナンス改革が土台となり、今後は「地上波起点」から「コンテンツ起点」へシフトし、視聴者視点のコンテンツ開発を目指している。

この事件の本質は、フジテレビが長年に渡り硬直した組織文化を放置してきたことにあります。この文化は多様性の欠如を助長し、異なる意見を導入することを阻んできました。結果として、過去の成功体験に固執し、時代の変化に対応できない事態を招きました。まず、外部の監査を定期的に受け入れ、企業文化の刷新を図ることが求められます。また、社員教育を通じてアンコンシャスバイアスを排除し、多様な意見を受け入れる土壌を育てることが重要です。最後に、社内コミュニケーションを強化し、透明性を持たせることで、不正の防止に寄与します。このような具体的な改革を通じて、フジテレビは信頼を再構築し、より健全な企業へと生まれ変わるべきです。

硬直した文化を打破し、時代に応じた変革を遂げることで、より良い未来を切り拓くことが可能です。

ネットからのコメント

1、同質性はその通りだと思う。有名私大のチャラいインカレサークルをそのまま踏襲したような内輪ノリをそのまま延長した人材ばかりになっていたんだろう。女子アナだってアナウンサースクールに入りミスコンに出てみたいな金太郎飴状態。会社全体で学芸会やっていたに等しいんだから、経営陣や人事採用部門の責任は大きい。色々な階層から人材取らないと内部の異常さに気づくこともない。ありふれたフレーズだが、多様性を意識した採用をしていかないとこの会社は変われない。

2、今回のフジの問題は他局でも潜在的に行われていたはず。偶々、フジテレビのことが表沙汰になっただけでフジテレビをスケープゴートにして他局は逃げた。その結果、今、日テレが第二のフジテレビ問題と化している。フジテレビが変わっても他局がかつてのフジテレビのやらかしをしてるようでは何も解決しない。

3、今はこうやってもっともらしい反省を述べ低姿勢だが、喉元過ぎれば熱さを忘れるじゃないけど、これからもテレビ局の本質は変わることないと思う。

本当の危機意識は20年くらいした時に、経営的に傾いてテレビ事業を続けられない局が出てきた時だと思う(10年くらいで先に新聞が危うくなるだろう) こういうインタビューは話半分で聞いとかないとね。

4、芸能人がスタッフに奢ってるのまずいと思う、全く問題に上がってないけども。わざとギャラの高い人を司会に抜擢して収録終わったらキャバクラ奢ってもらうのが習慣になってるそうだがこんなことを一般企業がやったらニュースになるのにTV局では自慢話になるとかおかしいよ。