2025年、クマによる人的被害が過去最悪を記録し、230人が被害に遭い、13人が命を落としました。これを受け、兵庫県神戸市の株式会社SYCOがクマ用防護服の開発に取り組んでいます。同社のCEOである笹田直輝氏は、クマの襲撃による四つの外傷を考慮に入れ、爪が貫通しない製品を目指しています。防護服には炭素繊維強化プラスチック(CFRP)が使用されており、ナイフよりも広い面積を持つクマの爪に対して十分な防御力があると見込まれています。実用化にはさらに改良が必要ですが、春以降にはクマを用いた製品テストが予定されています。

クマの襲撃による深刻な被害は、本質的に我々が自然と向き合う際の準備不足と制度的な欠陥を露呈しています。クマ用防護服の開発は、一時的な対策として歓迎されるべきですが、根本的な解決には至りません。この問題の本質には、生態系の保護と人間生活の調和を図るための広範な政策不足があると考えます。
解決策としては、クマが人里に出没する原因を分析し、地域ごとに適切な管理策を講じること、クマの生息地を拡充し衝突を減らす計画の推進、そして林業や農業の現場における防護服の法的整備と普及促進が挙げられます。このような包括的アプローチがなければ、短期的には防護服で安全が確保されたとしても、長期的には問題の根本的な解決は難しいでしょう。我々は、自然との共生を目指し、技術革新に頼るだけでなく、環境に優しい選択を積極的に進めるべきです。
ネットからのコメント
1、猟師をしています。素晴らしい取り組みだと思います。強度も必要ですが、運用には装着のストレスの少なさも大切です。熊が市街地出没時した時の装備と、山で常時着用する装備は分けて考えた方が良い物になるかと思います。今後に期待しています!
2、登山中にクマに遭遇し、逃げ場を失って実際に襲われたことがあります。相手はまるで100キロ超の筋肉の塊。殴ってもまるで大型ダンプの分厚いタイヤを叩いているようで、まったく効きませんでした。勝てないと思い、テレビで見た頭を抱えてしゃがみ込みましたが、それを好機と見たのか攻撃はさらに激しくなり、何か所も噛まれました。
そこで防御姿勢をやめ、大声を出して手足を激しく動かし、近くにあった大きめの石を熊の目に叩きつけたところ、一瞬ひるんだのでその隙に逃走。クマも反対方向へ去り、命拾いしました。クマは本当に別次元の存在で、机上の対策が通じない場面もあると身をもって感じました。
3、唐辛子を使った実験を見ました。クマがクシャミをしたあと、再びそこに戻ることはありませんでした。電気板を使った実験も見ました。触れたのち尻尾を巻いて逃げて行きました。噛み付かれた段階で、骨は砕けたり体の一部を毀損したり、もしくは顔の一部を永久に失うこともあるので何とか触れさせないような防護服を期待したいです。もう少し、クマ対策で奏功している諸外国の事例に目を向けて研究をして欲しいと思いました。
4、このような製品が開発されることは大変ありがたいですね。ぜひ改良をしながらより良い製品を作って欲しい。またできれば、一般の方ように多少被害軽減になるような製品もあれば、日頃から身につけていけるかなと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6986ef2d7bd387714caff3efaf93b734182390c6,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]