【事件概要】
2023年6月2日、元SMAPの中居正広（52）と元フジテレビアナウンサーX子氏の間で起きたとされる性暴力事件が、第三者委員会により「業務の延長線上における性暴力」と結論付けられた。この判断に対し、中居側は「暴力的または強制的な性的行為は確認されなかった」として反発。

2024年5月には弁護士を通じて証拠開示を求めた。一方で、X子側が提出した通知書には詳細な被害内容が記されており、週刊文春がその一部を公開。双方は守秘義務を主張しながらも、報道は続いている。

【コメント】
「性暴力」という言葉の意味が、法的にも社会的にも曖昧なまま使われ続ける現状は、極めて危険だ。今回の件でも、「業務の延長線上」という理由で第三者委員会が性暴力と断定したにもかかわらず、加害側とされる中居氏は徹底して反発、弁護士を通じて証拠開示を求め、守秘義務違反の可能性を盾に真偽への言及すら拒んでいる。この構図は、被害者の声が制度の網の目でかき消される、日本社会の構造的欠陥を映しているに過ぎない。

まず、第三者委員会の報告書は全文を公開すべきである。

次に、「性暴力」の定義と基準を法律で明確にし、一般市民にも理解可能な説明義務をメディアと機関に課すこと。そして、報道に関わる守秘義務と公益性のバランスを再検討する新たな法整備が必要だ。

人が人を傷つけたとき、それを隠すのが正義か？ 名声を守るために真実が闇に葬られるなら、それはもう法ではなく、ただの沈黙の強制装置でしかない。

ネットからのコメント

1、中居正広氏のこの話題は、半年以上も経ち、もう終わりかと思っていたら、この時期に大きな爆弾が来ましたね。ソーシャルメディアなどのネット上では、目を覆いたくなるような行為が噂されており、その全貌が明らかになることによって、また被害者への理解が進み、中居正広氏への不信感がさらに募ることが予想されます。いずれにせよ、被害者の心のケアを最大限にし、誹謗中傷から守っていく世の中になってほしいと切に願っております。

2、これを出すことを、週刊文春はX子側に許諾を求める訳だが、これを許諾しなければ、記事は出せない訳で、許諾したのであれば、和解反故となり、弁護士職務基本規定にも触れることになる。

X子側はお金を返すことなく、これだけのことをして法務として許されるのか甚だ疑問。

3、なぜこれを文春が報じなければならないのか。X子さんやその代理人までもが承諾しているとのことだが、週刊誌が行うこのような行為は正しいとは到底思えない。公共性があれば、示談内容すら無視していいわけがない。これは愚行だと思います

4、まぁなんていうか、ここからようやく今までの一連の騒動の精算を始められるという感じじゃないですかね記載された記事が真実だとするのなら、お互いの（この場合A子さん、中居氏、フジ）言い分の食い違いも露わになってくるフジもアレコレ言い訳はしてたし通り一遍で対応しましたよみたいな顔して営業してるけど、はっきり言ってなんも責任取ってないのと同義だとも感じている今後どうなるのか注視したいです