事件概要:
2025年8月3日放送のNHKスペシャル『総理の妻たち“権力”の目撃者』にて、石破茂首相(68)の妻・佳子さん(68)が出演。歴代総理の配偶者6人によるインタビュー形式の番組で、佳子さんは石破氏への思いを語り、「石を破って茂っていく」と10文字のエールを送った。
この発言は、参院選投開票の10日前、与党への逆風と内閣支持率の低迷が続く中でのものだった。視聴者の間では、その比喩的な表現に対し「意味がわからない」とネット上で困惑と反響が広がっている。
コメント:
この出来事は、政治家の家族がメディアに登場する際の「象徴的発言」が、どれほど軽視されがちかを浮き彫りにしている。首相夫人という立場での発言が、「言葉の力」ではなく「意味不明な比喩」として受け取られ、むしろ話題の本質を曖昧にしてしまった現状は異常だ。
本質的な問題は、政治家本人だけでなく周囲も含めた「言葉の責任感」の欠如にある。特に今のような政権への信頼が揺らぐ局面では、メッセージの一つ一つが国民の判断材料となるべきだ。
にもかかわらず、内輪的・私的なメッセージが「国民の共有言語」として提供されたことは、政権の感覚のズレを象徴している。
改善策としては、①公的立場で発言する際の広報チェック体制の強化、②夫人等のメディア出演における発言意図と背景の明確化、③感情や比喩表現を排し、国民に伝わる具体的な言葉を重視する訓練の導入が必要だ。
言葉は、時に剣より鋭く、時に心を結ぶ橋ともなる。しかし、意味が伝わらぬ言葉は、ただの雑音にすぎない。その雑音が国民の冷笑を招くようでは、政権が託された“言葉の重さ”は、ますます空洞化するだろう。
ネットからのコメント
1、石を破って茂っていくならもっと国民目線の政治が出来るのでは?石破茂の場合、単なる雑草だらけになってしまっている。そもそも国会議員の殆どが言っていた政策活動費の廃止すら今や誰も口にしない。全員除草剤で枯れていただき元気な新芽を期待したいです。
2、マスメディアが石破に優しい。世論は選挙で明確になっている。政権は打倒してなんぼという姿勢を崩してこなかったメディアが一斉に政権擁護(直近の選挙の民意で拒否された石破政権)に舵切ってるの恐ろしすぎる。
外国の影響下にあるんじゃない?安部明恵さんにはメディアスクラムでリンチかけたのに石破夫人は夫を支えるエピソード・・・。国民の思いとメディアの発信する内容が乖離しすぎている。
3、わざわざ分かりにくい話をして聞き手の時間とエネルギーを浪費させる点において、2人とも非常に似ている。しかも言っている内容に特に有益な中身があるわけでなく、結局、内容を解明しても無意味という点も同じ。
4、どこに応援する要素があるのかが不思議。こんな場合、“あんた違うと思うよ”と言ってくれるのと“辛抱してやりなさい”と言ってくれるのとどっちが良きパートナーなんだろうと考えてみたが、やはり日頃の本人の行動で、かけるべき声は違うよなぁ。。という結論に至りました。石破氏の場合は、やはり前者であるべきでは?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1bab66d531801db868d74dce279f5fe378f150cf,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]