中国とベトナムなどが領有権を争う南シナ海のウッディ島で、2023年10月25日に中国が大型商業施設を開業しました。商業施設の面積は6000平方メートルを超え、飲食店やスーパー、書店などが入っています。この開業により、中国は該当地域での実効支配を強化し、既成事実化を図っているとされています。ウッディ島は既に行政、教育、医療施設が整備されており、海南省三沙市に属しています。
南シナ海の領有権については、2016年のオランダ・ハーグ仲裁裁判所で中国の主張が否定されましたが、中国は諸施設の整備を続け、軍事拠点化を進めています。この動きはベトナムなどの反発を招くと見られています。

この一連の動きは国際法違反で、中国が自国の利益を強制的に拡大していることを示しています。ハーグ仲裁裁判所が領有権を否定したにも関わらず、中国は埋め立てや施設建設を進行し、実効支配の既成事実化を図っています。これは国際法の尊重と公平な領土問題解決を求める他国の声を無視する行為です。まずは国際社会が一致団結し、中国に国際法を遵守させる圧力をかける必要があります。次に、問題のある地域での中国の活動をモニタリングし、適法な国際的措置を立案することが重要です。さらに、周辺国は連携を強化し、効果的な外交対話を通じて、地域の平和と安定を確保する方策を求めなくてはなりません。
この問題は、国家の恣意的な行動が地域の安全と国際関係に与える影響を示す良い例です。
ネットからのコメント
1、ベトナムは米国の侵略さえ跳ね返した国だが、海軍力は壊滅的に弱くそこを突かれた、中国共産党との戦いでは、陸地での戦闘は跳ね返したが、島嶼は奪われた。 中国共産党との戦いでは、軍事的に弱ければ徹底的にそこを突いてくる。軍事的に対抗できなければ領土を奪われるしかない。 パラセル(西沙)諸島の現在が沖縄の未来にならないよう、最大限備えなければならない。
2、中国による埋め立ては当時に説明だと台風等で荒れた時に船舶が避難すると言ってたはず其れが今では滑走路迄造り完全に軍事施設ウクライナから空母買い取った時も海のテーマパークにすると言ってはず…中国の言う事に信じてはいけない取り返しつかなくなる
3、ベトナムの今の政権は、親中国派で有り中国に相当に譲歩している為に、中国はこのチャンスを逃す筈が無い。中国に少しでも弱みを見せる事で、習近平主席は必ずそこを狙って来る。今のベトナムは、ますます中国に譲歩しないといけない状態に追い込まれるでしょう。
4、この写真に北朝鮮的な恐怖を感じるのは私だけでしょうか?北朝鮮で開業したリゾート地で、外国の視察団やプレスが入る時だけ、人を動員してビーチで泳ぐ人やゲームセンターでゲームに興じる役が現れると言われてましたけど、この永興島は直径3キロもない小島(かつ孤島)で大部分は空港(と軍事基地)。リゾート感がある部分もあるけど、こんな孤島にモールが出来たからと人が押し寄せてフードコートが満員になるだろうか?実効支配を強める為のプロパガンダに動員された関係者としか思えない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c66058a7971012a5b0c0a2398f238e63bcb16f3d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]