大阪府堺市の公立中学校で、2022年から通学していた女子生徒がいじめを受けていた件が、第三者委員会によりいじめと認定されました。生徒は1年生時から仲間外れや暴言を受け、2~3年生時には「しね」「ゴリラ」などの言葉で精神的負担を抱え、一時不登校に。2022年には授業中、自身の手の甲をカッターナイフで傷つけましたが、学校の教頭が「手首ではない」「気持ちの度合いが違う」と発言するなど、不適切な対応をしていました。この事案を受け、2023年には第三者委員会が調査を行い、14件をいじめと認定。今年公表されました。母親は学校や市教委の対応の遅れに対する不信感を示しており、市教委は謝罪と再発防止を表明しています。

いじめという痛ましい問題が放置され、生徒の人生に深刻な影響を及ぼした事例は、社会と教育現場の一貫した無責任を浮き彫りにしています。
学校は早期介入が生命線であるにもかかわらず、いじめの訴えを4年も放置した結果、女子生徒は精神的苦痛を抱えたまま卒業を迎えました。そして、教頭の発言は生徒の痛みを軽視し、精神的な尊厳を傷つけるもので、教育者としての倫理も見失っています。

問題は、学校側の初動対応の遅れと、教員の意識に見られるいじめ軽視の構造にあります。①学校における教職員のいじめ調査マニュアルの厳格化、②外部監査システムの定期的導入、③カウンセラーや専門職の常駐制度の構築が早急に求められます。さらに、保護者や生徒が声を上げやすい仕組みも重要な要素です。

被害者が置き去りにされたこの現実を、社会は見逃すべきではありません。
子どもたちの安心を守れない教育現場がある限り、未来への信頼は育まれません。今こそ失われた教育の権利の回復に向け、強力な姿勢で改革と意識転換を進めるべきです。


ネットからのコメント
1、これはいじめの相談を受けた教諭として以前に、一人の人間としてあまりにも無神経な発言だと思います。教頭の発言通りに手首に自傷行為をしていたら、女生徒は命に係わる事態になっていたはずです。自傷行為を訴えたのは実際にいじめの被害にあっていることに対しての子どもなりのSOSです。こういった叫びをすげなく対応する人間は教師としての資質があるとは思えません。当該の発言をした人物が管理職という立場なら、なおさら謝って済む問題ではないと思います。
いじめをしていた加害者とともに責任を取らせるべきです。
2、当時の教頭は誠意がなかったのでしょうね。厄介な事くらいで、女子生徒を思いやる度量がなかったのだと思います。でもこういう教員は多い様な気がします。個々のケースに誠心誠意向き合う教員は教員自体、精神を病みそうになるほど、今の現場は大変なのでと思います。自分がされて嫌なこと、言われて嫌だなと思うことは人にしたり、言ってはいけないと言うことを皆知って欲しいです。簡単なことに思うのに、難しいみたいですね。被害に遭った方は楽しい中学生生活を送れず、辛かったと思います。これからはいい友達に恵まれるように祈ります。
3、この種のいじめ事案では、親に相談できず自分で抱えて旅立つ人が多い。その中で、自傷行為には至ったもののなんとか踏み止まり、親へも相談できて一緒に戦っている状況について誇ってもいいのではないかと思う。第三者委員会の結果は、適切なものが出されている様子がうかがえる。とはいえ、堺市教育委員会の対応は謝罪と再発防止だけとは明らかに不誠実である。
少なくとも当時の教頭はいじめを行った者と同列に扱う必要がある。犯罪と同等の行為を行っていることから、定年退職していなければ懲戒免職など処分を下さねばならない。それでも、いじめをしている輩はのうのうと青春を謳歌している様子にはやはり怒りしかない。将来その報いが来ることを願うしかないだろう。学校での学びについては心づもりはできても、いじめは明らかにカリキュラム外である。そう考えると、やはり別の選択肢も用意した方がいいと改めて思う。
4、こういう考え方や発言をする人って普段からその素養みたいのって周りは分からないものなんですかね、、自分も過去にせっかくだから受けていきなさいよと当時まだまだ手探り人というか代理?のカウンセリング受けたけど不愉快で自分の思ってることを押し付ける感じで今だに嫌な思い出です。辛い状況を少しでもという思いで受けに来た生徒にこんな酷いことをいうとかそこの教育委員会は全員自分の仕事に意味を再確認して欲しいですね、
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e22d6dd9c56a4d8582de55778b9e5a1e3f5e2c94,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]