ウクライナとロシアは11日、イースター休暇中の一時停戦合意にもかかわらず、双方が多数の停戦違反を報告しました。ロシア側は11日午後4時(日本時間午後10時)から32時間の停戦を発令しましたが、ウクライナ軍はこれに対して空爆や無人機攻撃を含む約470件の違反があったと指摘。その内訳には空爆57回、誘導爆弾182発、無人機3928機の投入、2454回の砲撃などが含まれました。一方、ロシアもウクライナによる無人機攻撃で民間人3人が負傷したと非難。昨年の同様な停戦中にも双方が多くの違反を主張しており、和平への道のりは依然として遠い状況です。

停戦が破られ続ける現状には深い問題が潜んでいます。まず、停戦合意が実効性を持たない形骸化した仕組みそのものが本質的な問題です。双方が戦争の攻撃手段として民間人を含めた地域を標的にすることが続く限り、人道的危機は悪化の一途をたどります。
中立的な監視機関の設置や和平交渉への第三国の介入、さらに停戦遵守の法的拘束力を持つ合意文書の策定が、今後の重要なステップとなるでしょう。
停戦が命と生活を守るための誓約であるはずが、むしろ相互不信を煽る材料となっている今、私たちは国際社会として改めてこの状況に対峙しなくてはならないのです。その背後にある犠牲者たちの苦痛を軽視することは、人道的価値観の崩壊を意味します。和平への本質的な模索が求められる時期が訪れています。
ネットからのコメント
1、仲間を殺されて敵兵憎しになっている前線の兵士たちは停戦と言われても疑心暗鬼だろうし、極度の緊張感の中での停戦中に敵方で何らかの動きがあれば停戦と称した攻撃ではないかと疑って先制攻撃をかけるなどやってしまうだろう。人間の心理は簡単に停戦だと言われても目の前で人が殺され続けていれば俄には信じられないだろうと思う。これは仕方がないと思いますよ。
2、やっぱりね・・・。ロシアはイスラエル並みに、約束を破ることで有名です。日本の北方領土も取られましたよね・・・。
1941年4月、日本とソ連が結んだ領土保全と不侵略を相互に約束した日ソ中立条約をソ連が破ったのです。ウクライナは、決してロシアを信じないでほしいと思います。ウクライナに平和が訪れることを願っています。
3、ロシアが条約なんか守る訳ないしね、別に驚きはない。どうも日本人は自分の尺度で世界が動いてると勘違いしている向きがある。正義など建前だけだし、条約などいつでも破られるものだ。なぜならそれらを裏打ちしているのはいつの時代も「パワー」だからだ。米国が絶対的なパワーを保持している時は冷戦時代、あれだけ火種はあっても実は歴史上最も平和だったかも知れない。問題があれば米国とソ連の話し合いだけで終わったから。しかし米国の力が落ちてソ連が無くなり、代わりに中国が台頭してきた。こうなると世界の抑えが効かなくなる。オバマが「米国は世界の警察を辞める」と言った瞬間から混沌は始まったのだ。
4、まあ、過去の例から見ればロシア軍側が守る事は無いだろうね。普通に違和感はないし納得できる。ロシア正教の祭り日だから、ウクライナ側からの攻撃を減らして欲しいとの一方的、かつむしのいい申し入れ。
ロシア軍で多用される通信手段(テレグラム)などが広く遮断されていて、前線でのロシア軍同士の連絡が取りづらい事も現実としてあるだろう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2945a42df7ce22783feb9daae75172f5eaa1830c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]