事件概要:
フジテレビは、1981年から掲げてきた「楽しくなければテレビじゃない」というキャッチフレーズに基づく企業風土に反省を示し、新たな企業理念を発表した。この背景には、元SMAPの中居正広氏による性加害問題がある。性加害被害者への適切な対応を怠り、加害者をバラエティー番組に出演させ続けた結果、被害者が退職。第三者委員会は、人権意識が乏しい男性優位の企業体質を指摘。フジは2019年からの「挑戦と創造」に代わる誓いとして、組織再編、理念刷新を進めている。

コメント:
フジテレビが掲げてきた「楽しくなければテレビじゃない」というフレーズは、過去に視聴率向上を支えた象徴でしたが、その「楽しさ」が広がる裏には、隠されてきた人権軽視や企業風土の問題が存在しました。
この度の性加害問題に対する一連の対応は明らかな失策で、男性幹部が中心となりリスク対応を誤った結果、被害者の苦しみを置き去りにしました。問題の本質は、企業の内部構造にある「男性優位で同質性の高い組織的欠陥」と、「人権意識の鈍化」です。
このような構造を改めるためには、1. 人権教育の徹底、2. 経営層のダイバーシティ確保、3. ハラスメント問題に対応する独立した監査機関の設置が不可欠です。さらに、理念刷新だけでなく、透明性と実効性を伴う行動計画の実行が求められます。「楽しくなければ」と掲げていたその楽しさが他者を不幸にするのであれば、それは本当の意味での楽しさからは程遠いものです。企業が掲げる言葉と理念は、すべての人にとっての公平さと尊厳を伴わなければならないのです。
ネットからのコメント
1、楽しんでいたのは、一部の上層部だけだった、ということでしょうね・・・。上納された社員は、涙を流していたことと思います。大学のサークルのノリだったのかもしれませんが、悪質だと思います。今後は、このような事が二度と起こらないよう、肝に銘じてほしいと思います。
コンプライアンスをきちんと厳守してほしいです。
2、「楽しくなければ〜」のキャッチフレーズが問題だったのは「誰のための楽しさか?」が曖昧だったからだと思う。つまり観る側に立っておらず、作る側が楽しんでただけなのが問題だった。今回の「何のためにある?」もズレてなければ良いのだけれど。これまた作る人の為であれば問題は繰り返されると思う。業界人のため、スポンサーのためではなく視聴者に向き合って番組を作って欲しい。
3、ネットが普及してからはテレビは観なくなりました。自分の興味のあることを調べたり、参考動画を観たりしています。テレビはあらかじめ決まった番組表があり融通が利かない。ドラマも、録画して、面白そうなら観るか程度。昔はどっぷりテレビ5時間観ていた頃と比べて、今は30分ー1時間。限られた時間の人生の中では、本当に自分に価値があると思うのものを選ぶようになりました。
4、今やフジテレビは沈みゆく船、ここにしがみつくより他に行った方がいい。でも、もしこのフジテレビを再浮上させる事が出来たら、その中心にいた人はメディア王になれるかもしれない。
それくらい今のフジテレビを立て直すというのは高難易度で、ある意味腕の見せ所。そして仮に沈めたとしてもそれが既定路線である以上その人のせいにはならないだろうから、一番チャレンジしやすい環境である可能性すらある。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3c0bf06fd8ef85604d4bba28bd8442024c610254,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]