飲食店でのスマホオーダーが増加する中、利用者の間で賛否が分かれています。特にタブレット設置型やスマホ利用によるセルフオーダーが普及することで、注文にかかる時間短縮や利便性向上のメリットを享受できる一方、高齢者やスマホを利用できない特殊な環境の利用者には制約が目立つ状況です。ある調査では、「スマホオーダーあり」約39人、「なし」15人と支持が多数派でしたが、職場の事情や技術的ハードルなどで注文が困難になるケースも報告されています。導入店舗のさらなる増加が予想される一方で、受容の幅広さが課題として浮き彫りになっています。

スマホオーダーの導入は確かに利便性の向上をもたらしますが、その恩恵には限界があります。まず、「技術格差」が大きな問題です。高齢者やスマホを利用できない人々が取り残される現状は店舗側の配慮不足を示しています。
また、スマホオーダーに依存する環境は利用者にストレスを与え、さらに、Wi-Fi環境やアプリ登録の手間といった課題への対応も不十分です。
この状況を改善するためには、まずタブレット設置型や対面注文など、選択肢を広げる必要があります。そして、スマホ操作が困難な人のための相談窓口や補助システムを設けることで、利用者全体の満足度向上を図るべきです。さらに、「充電切れ」等の問題に対応する充電設備の提供や、簡潔な使い方を示す導入動画などの環境整備も進めるべきです。
飲食店が情報化の波に乗ること自体は歓迎すべき変化ですが、適応できない人々を排除することは社会的公正に反します。技術革新と同時に、誰もが快適に利用できる仕組みを追求することが、「おもてなし」の真価を体現する道です。
ネットからのコメント
1、スマホオーダーは便利な面もあるが、よく考えると店側のコストや手間を客側に移している仕組みでもあると思う。端末も通信も操作も客任せになるので、使い慣れている人には快適でも、スマホを使えない環境の人や高齢者にはハードルが高い。
効率化は必要だが、「誰の負担で成り立っているのか」という視点も持たないと、利用できる人とできない人の分断が広がっていく気がする。
2、先日、薬膳カレーが売りのカフェに行ったのですが、席に着いたところ、スタッフがお水とQRコードが貼られた卓上スタンドを目の前にスッと置いて、特に説明がないままキッチンに戻っていきました。私は、モバイルオーダーだと気付いたのでスマホで注文できましたが、高齢者だと一体何のことか分からず、困ると思います。やはり紙のメニューもあったほうが親切ですね。それと、同じQRコードを使い回していると、客がQRコードを撮影して、帰宅後にイタズラで注文する恐れもあると思います。サイゼリヤのように、一回きりのQRコードを電子表示するのが安全だと思います。
3、友人と自宅で待ち合わせして一緒に出かけた際スマホを家に忘れてきてしまいました。入った店がスマホオーダーのみ、メニュー表なしの店で、全てが友人のスマホ頼みになってしまい申し訳な買ったです。メニューを決める際あっち見てこっち見てとスマホを何度もスクロール、タップを繰り返し、いつも以上に時間がかかりました。
メニュー表とオーダー用のタブレットがある店が1番気楽だと感じます。
4、店側の人件費とか客側の店員さんを呼ばなければならないこととか、それはそれで分からなくはないが、1番問題にすべきは、スマホオーダーをマストにするなら、店としてスマホオーダーが確実に出来る環境を整えることじゃないかと思うんですよね。Wi-Fi飛ばして電波状態を確保すること、充電出来る電源を確保すること、スマホを持たない客のために端末を用意すること…こういった環境を整えた上でスマホオーダーにするのは別に良いかと思うんですが、客が持っているハードをあてにしたスマホオーダーは歓迎したくないかなぁ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/49b34b19229c5eb5e36230b04e739f27a537f64b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]