事件概要:
2025年10月、熱烈中華食堂日高屋を運営するハイデイ日高の青野敬成社長が経済ニュース番組『WBS』での発言を理由に批判を浴び炎上した。発言内容は、特定技能外国人労働者受け入れ停止による影響で「日本人の高校卒業生や大学卒業生を中心に採用するしかない」と語り、日本人が外国人労働者の代替のように扱われたと解釈され、多くの指摘を招いた。2日後に公式謝罪文を投稿し、待遇の公平性や助成金の受け取っていないことを釈明したものの、疑問解消とならず騒動が続いている。背景には日本人労働者の定着率が低い外食業界の現実がある。

外食業界の制度と課題に鋭く切り込む:今回の問題は単なる発言ミスではなく、外食業界が抱える人材定着率の低さという制度的な欠陥を浮き彫りにしました。
青野社長の発言が炎上した一因は、言葉選びの軽率さもありますが、その根底には新卒日本人の離職率の高さとそれによる業界全体の人材不足があります。そしてそうした問題解決を外国人労働者に依存しようとする構図が、世間の違和感を煽り、批判を招いたのです。
背後にはいくつかの根深い問題があります。給与と待遇が競合他社と比べ低めであること、マニュアル化された現場では若い労働者が「自身の成長」を実感しづらい環境であること、そして外食業界自体がブラックとの認識が広がり、若者離れを加速させていること。このような背景の中で特定技能外国人を活用することに依存する企業姿勢には、必然的な疑問が生じます。
解決策として以下の改善案を提案します:
労働環境改革:給与水準の引き上げや労働時間の柔軟化など、待遇改善により日本人労働者の定着を促進。キャリア形成支援:単純作業に依存した現場を見直し、社員が自己成長を実感できる仕組みを構築。外食業界全体で若者教育に投資:業界団体として新たな働き方や魅力的なキャリアモデルを提唱し、業界のイメージ向上を図る。今回の件は、単に発言の撤回や釈明で解決できるものではありません。企業が成長するためには、安価な労働力に依存する前に、若者がやりがいを感じ、長期的に成長できる環境を整えていくことが不可欠です。外食業界全体が「根本的な変革」を本気で目指さない限り、次なる炎上は避けられないでしょう。社会が求めるのは安さ以上に、「働く人を大切にする企業姿勢」です。
ネットからのコメント
1、過去に某チェーンレストランに正社員で働いていた経験で言うと、これは外食チェーンの悪しき慣習なんですよ。そもそも日本人従業員の離職率が高いというのは、「最低限の時給で済ますために、高校生・大学生の修学中の足掛けバイトばかり雇う」=長くても数年で辞める「修学中のアルバイトばかり使うため、学校の試験期間など集中して穴が開くシフトを、正社員の(闇)残業・(闇)休出で穴埋めする」=労働がブラックなので辞めるという、悪循環なんですね。昔は学生バイトの穴埋めをする主婦のパートがありがたかい存在だったのですが、時給が上がり続ける世の中なのに扶養条件がほとんど変わらないため、おいそれと主婦パートのシフトを増やすわけにはいかず、そりゃあ、学校の試験期間などない外国人労働者にすがりたくなるというもの。
社会保険等の扶養条件を、労働賃金の上昇と連動して大幅緩和したら、解決する話でしょうね。
2、学生の頃から副業として色々な飲食店で働いてきて言えるのは、雇用主側と雇用者側の双方に問題があると思います。先ず雇用主側の問題としては低賃金で長時間働かせて、辞めたらまた他の人を募れば良いだろうという考え方。こんな使い捨て的な人の使い方をしてきたから悪いイメージが定着してしまい、余計に人が集まらなくなった。雇用者側の問題としては民度の低下。昔は働くという事はその対価としてお金(給料)を頂くのだから一生懸命やらなくてはいけないという意識がありましたが、今どきの若者にはそんな意識はなく単に金を稼ぐ機会に成り下がってしまっている。まぁ・・・どっちもどっちという事ですかね。
3、基本的に逃げ場のない外国人の離職率が20%近いって普通に異常だろどう考えても、労働と報酬が見合ってないとしか言いようがない正直なところ、飲食が特定技能に分類されるのにも違和感がある需要が供給を上回る業界なら人手不足も分からなくないが(でもそれが待遇に反映されないのは謎)、飲食は明らかに供給過多の業界人手の絶対数が足りないのではなく、取り合いで足りなくなってるだけ人材の獲得争いに負けた企業が潰れても、重大な問題になるわけでもない(というか、実際に当たり前のように潰れてる)そこを外国人材で穴埋めする必要性が全く分からん
4、元料理人です。離職が高いというのはわかります。チェーン店では先はないですもんね。私はホテルに勤めていましたが、やはりマニュアル以外はなかなか駄目でした。若い方々には社外コンクールを薦めモチベーションを高めて貰い、料理はクリエイティブで素晴らしい職業だと伝えたつもりでした。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5d0ed3b88f266966cc01cb982e4b58b897efcafe,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]