中国の大学で外国語専攻が廃止される動きが広がっています。2023年には、中国科学技術大学が英語など6つの専攻を廃止し、2024年以降、北京語言大学や華東師範大学が翻訳専攻やドイツ語専攻の募集を停止することを決定。AI技術の進化により、これまで人手を要していた翻訳や行政職関連の求人が減少し、大学側も外国語を他の専門分野と組み合わせた「外国語+」の教育方針を推進しています。一方で、語学特化型の教育を受けてきた学生たちは進路変更を迫られ、精神的な負担が増大している現状が明らかになりました。

語学専攻の縮小とAI技術の進展は新たな時代の要請の一環ですが、大学が学生の未来に与える影響についても向き合うべきです。この問題は、現代社会の急速な変化と大学の役割の再定義が求められることを浮き彫りにしています。単に専攻廃止を議論するのではなく、次のような具体的な対応が必要です。
第一に、学生が負担を最小化して新たな分野に進めるよう、転学や再専攻の支援制度を強化すべきです。第二に、AI隆盛の中、ヒューマンスキルや多言語を活用できる新しい職域を開拓する教育カリキュラムの整備が急務です。そして第三に、生徒一人ひとりの多様な進路を尊重し、高等教育機関の存在意義を再考するべきです。
未来を創る教育とは、学生の「選択肢」を増やすものです。過度な競争社会に押し込むのではなく、学生の能力や可能性を最大化する柔軟な制度設計が、中国社会の進化に欠かせないことを問いたいと思います。
ネットからのコメント
1、日本人は科学や工学などに加えて英語を学ぶ必要があるが、英語圏の人は英語を学ぶ必要がなく、その分を他の科目に充てることができる。このハンディキャップをようやくAIで克服できる時代になった。本来は国を挙げて日本人が使いやすい自動翻訳技術の開発を進めるべきである。にもかかわらず、日本の教育では、英語が重視され、すべての授業を英語で行う大学もある。科学技術などの高度な概念を理解するには、母国語が一番である。
我が国が科学技術立国になれたらのは明治時代に欧米の高度な知識を日本語に翻訳して先人のおかげである。これにより日本人は英語を知らなくても、高度な科学技術を理解し、発展させることができた。英語重視の、植民地のような教育を続けていれば、我が国の学力は世界から取り残され、本当に何処かの国の植民地になるであろう。
2、外国語、話せるだけでは、あまり意味はない。私は元消防職員でした。災害現場、病院、救急現場で中国語の通訳も経験して来ました。そういう現場では、日本語と中国語での専門用語の知識も必要です。専門用語を知らない場合、どういう状況であるかを説明する中国語の知識も必要です。どういう分野で自分の語学力を活用していくか、活かしたいのかを把握することは大切です。
3、AIに代行できる部分は確かにありますが、人付き合いにしても、ビジネスにしても、信頼関係は翻訳を使ってるうちは築けないと思います。AIは信頼関係までは助けてくれません。相手に誠意を示すには、大事です。
4、結局使えもしない英語の学習にけた外れの学習費用をつぎ込む時代も間もなく終わりかな。
自分の配偶者の家族が欧州から日本に来る時、空港で必ず自動翻訳機を借りてあちこち観光しながら使っているが、あんなおもちゃみたいなのでも驚くくらい高性能になった。論文だって下手な翻訳者に金払って依頼するよりは、タダのAIに頼んだほうが精度が高い時代。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/df95a510e94e43611493eddef10e1f956454d815,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]