広島県の広陵高校野球部は、部員による後輩への暴行がSNSで話題となり、甲子園出場を辞退する事態となった。8月10日に堀正和校長は辞退の理由を「SNSの誹謗中傷の影響」と説明し、選手たちは失意のどん底にいると述べた。この件に対し、元青汁王子の三崎優太氏や島根県開星高校の野々村直通監督がSNSで意見を発表。集団リンチと化した批判行為に疑問を呈し、「誹謗中傷するなら名を名乗れ」と主張。
また、社会全体がいじめと同じ振る舞いをしているのではないかと問題提起した。
広陵高校の暴力問題と、その後の対応をめぐる混乱は、教育現場における指導の欠如と問題の透明性の不足が明らかになった現状です。この事件は、ただの個別の問題にとどまらず、社会全体の集団リンチの構造を浮き彫りにしています。学校が誹謗中傷に悩まされ出場を辞退した一方で、関係者が陰での批判を「武士道に反する」と評したことは、現代社会の匿名性の危うさを示しています。解決への道筋として、まずは教育現場での暴力行為の徹底した調査と防止策の確立が急務です。また、SNSでの誹謗中傷に対する法的対策の強化、学校指導者による透明性のあるコミュニケーションが求められます。私たちが目指すべきは、利用者責任を取ることのできる構造を作ることです。
一方的な批判が事件をさらに悪化させている現実を正視し、これを機に社会全体で変革を促進する必要があります。
ネットからのコメント
1、匿名で誹謗中傷するのは卑怯だし論外なんだけど、武士道という言葉を持ち出すのには違和感がある。これを言った野々村監督って21世紀枠の高校に負けた時に「末代までの恥」とか「腹を切りたい」って言った人ですよね。今日は終戦記念日。責任感と言えば聞こえは良いですが、降伏を良しとせずにある種の自己陶酔で部下と共に何の意味もない玉砕を強要したのも武士道精神ではなかったですかね。武士道は生き方の指針としてはストイックで素晴らしいと思いますが、他者に何かを強要するものであって欲しくは無いです。
2、SNSの負の影響を言及する声があるが、問題の根本は広陵高校野球部内の暴行事件に対する対応が極めて酷かったことかと。被害者が転校し泣き寝入りする構造は、ジャニーズ問題と変わらない。被害者側はSNSを駆使して社会に問題提示したが、SNSの良い面も見られた事例かと。
3、匿名での誹謗中傷については問題あるとは思います。
しかし被害者とされる生徒に対する学校側の対応の方が問題視されるべきです。日本中に似たような体質の学校はあるでしょう。二度とこのような事が起こらないよう警察含め各方面の厳正な対処を望みます。
4、同じ監督の立場としていちいち炎上する様な発言はやめた方がいいですよ。批判されて当然な事を部員も監督もして謝罪は校長任せの学校ですよ。自分こそ部員とチャントコミュニケーションとってますか?言葉に気をつけましょう
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2628fa7f19192d873cd6ddb5686dd589ffd37cb4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]