厚生労働省は5月1日から6月30日の2カ月間(状況により前後あり)、「不正大麻・けし撲滅運動」を実施しています。これは、大麻およびアヘン系麻薬の原料である「けし」の違法栽培の防止と除去を目的としており、近年報告が増加している「アツミゲシ」などの繁殖力の強い品種への対応が急務となっています。これらは空き地や私有地に雑草として容易に自生し、特にアツミゲシは目立つ紫色や赤色の花を咲かせるため、市民からの目撃報告が相次いでいます。厚労省は、それらを発見した場合には地方厚生局麻薬取締部や警察、保健所へ通報するよう呼びかけ、安易な自己処分は法的リスクを招く可能性があると警告しています。

不正大麻やアツミゲシの蔓延に対する厚労省の対応には一定の意義が認められるものの、実情を省みると、その根本的な対策が不十分であると言わざるをえません。
違法けしが空き地や人目につかない場所で自生し、市民から指摘されるまで放置されている現状は、行政の監視体制の貧弱さを露呈しています。また、「通報せよ」という呼びかけだけで市民の負担に依存していることは、公共安全の観点からも問題です。
この状況を改善するためには、各自治体による継続的な監視活動の強化が必要です。ドローンや衛星写真を活用した効率的な植物の監視体制を整備すれば、人力では不可能なエリアの監視も可能になります。また、地域住民への具体的な講習や啓発活動を通じて、正しい認識と対応を広めることも重要です。教育機関との連携で、子どもを育てる家庭や教員向けに情報発信を行うことも一案でしょう。さらに、速やかに反応できる通報システムの導入と運用も、市民協力を得る上で不可欠です。
違法植物が何気なく自生する光景は、持続可能な社会を目指す私たちにとって不安の証です。行政は、市民と共に「見逃さない姿勢」を持つことで、安全な地域づくりを実現しなければなりません。問題解決への主導権は、政府が確実に握る責任があるのです。
ネットからのコメント
1、正直なところ、一般の人に大麻や違法なケシの見分けを求めるのはハードルが高いと思います。呼びかけ自体は大切だと思いますが、「見つけたら通報を」と言われても、何が対象なのか分からないままだと戸惑う人も多いのではないでしょうか。下手に判断して誤解される不安もありますし、「知らないこと自体がリスク」になってしまう構図には少し違和感もあります。だからこそ、発見や通報の呼びかけだけでなく、行政側が積極的に巡回や除去を行う体制も重要なのではないでしょうか。市民にできるのは「触らずに知らせる」ことだとしても、そもそも気づける人自体が限られているのが実情だと思います。誰でも判断しやすい形での周知を進めつつ、「無理に判断せず専門機関に任せる」という役割分担を、より分かりやすく示していくことが必要ではないでしょうか。
2、昔の話ですが、当時小学生だった妹の同級生が道端で綺麗な花を見付けたので土ごと掘り起こして学校へ持って来たそうです。担任が植木鉢に入れて教室に飾ってあったのですが、そのうち花が枯れた後に花の根元が大きく膨らんで生徒達も不気味な姿になった植物に違和感を感じたようです。
担任もこの植物が何なのかを詳しい人物に確認したところケシだと判明し、処分したそうです。結構身近なところにもケシってあるのだと感じた出来事でした。
3、草むしりのシーズン到来だけど雑草の種類までは分からない。最近は雑草を微生物資材と共に埋めて処理してるけど、別に害が無いなら気にしないかな。とにかく遮二無二に猛暑の中の草むしりだからね。
4、我が家のベランダにも怪しい花がある。あちこちの道端やマンション群の花壇とかにも見かけるオレンジ色のポピーのような花。一見すると可愛いのだが、あれには茎に弱い毒があって、勝手に引っこ抜いたりすると手が荒れる場合があるそう。うちのベランダにあるのは100均(ダイソー)で買った花の種を植えたもの。買う時は春に楽しめると、間違いなく表示はスイートピーを買って植えたのだが、芽が出てくる時にスイートピーじゃないような気がして、咲いてみると案の定そのオレンジの花だった。どうせメイドインあそこだろうし、テキトーに出荷したのだろうと判断した。がっかりと、2度と買うまいと思いました。
皆さんもあのオレンジの花を摘んだり、処分する時は用心してください。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0f39c364da6b358e52db7f0ca8b3376912f8e527,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]