中国によるSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)の発射実験をめぐるニュースについて対応します。
300字以内の事件概要:2023年9月6日、米国務省は声明を発表し、中国軍がSLBM「巨浪3」とされるICBM級ミサイルの発射実験を行ったことを批判しました。このミサイルは中国沿岸部から発射され、南太平洋に着水したとされ、米国は「急速かつ不透明な核兵器増強が地域と世界に大きな懸念を生んでいる」と指摘しています。また、中国に対し、すべてのミサイル実験と宇宙ロケットの打ち上げにおける通知体制の構築を要求。同盟国やパートナー国の防衛義務を果たすことへの決意を強調しました。現在、中国と米国間では軍備管理協議の具体的な進展はなく、習近平国家主席の訪米が控える中、両国の緊張が浮き彫りになっています。

コメント:中国による今回のSLBM発射実験は、国際社会に深刻な懸念を与える事件として見過ごすべきではありません。
一国家が核兵器を迅速かつ不透明に増強することは、地域と世界の安定を脅かすだけでなく、現在の軍備管理体制の脆弱さを露呈しています。そもそも、通知なしのミサイル発射は隣国や国際社会に不信感を生む行為であり、現状維持を望む外交的努力を大きく阻害しています。
問題の背景にあるのは、中国の軍事的台頭を抑止する具体策が合意されず、核拡散防止の取り決めが形骸化している点です。国際社会はこれに毅然と対応すべき段階にあります。一つ目の解決策として、中国に透明性を求める法的枠組みを構築し、ICBMやSLBMの発射に関する事前通知制度を国際義務化することが挙げられます。二つ目は、日米を中心とした同盟国での軍事・外交の協調強化です。最後に、既存の軍備管理条約の近代化と、多国間交渉の場を新たに設けることで信頼醸成を図るべきです。
核兵器の抑制と平和構築は、世界が共有すべき価値観の根幹です。この努力を怠れば、不信がさらに拡大し、未来の争いを避けることが困難になるでしょう。交渉を実現し、緊張を抑え込むことが、世界の平和維持のために不可欠な道です。
ネットからのコメント
1、普段、「戦争反対」とデモをやっている人達は、どこにいるんだろう?軍事化反対とか、話し合いで対話とか主張している人は、今こそ中国に抗議するべきではないのか?戦後一回も公海でミサイルを発射したことない日本に対して戦争反対を主張して、ミサイルを撃つ中国や北朝鮮に無反応というのはおかしいと自分たちはおもわないのだろうか?
2、アメリカが「地域と世界に大きな懸念」と批判するのは当然だと思います。とりわけ原潜からの弾道ミサイルは、どこからいつ撃たれるか分かりにくい性質があり、周辺国にとっては極めて不安材料です。一方で、米中ともに核戦力やミサイル能力を高度化させている現実があり、「相手が危険だ」と批判し合うだけでは、結局エスカレーションの口実の奪い合いにしかなりません。日本としては、単にアメリカの後ろに隠れて懸念表明を繰り返すだけでなく、自国周辺の安全保障環境をどう安定させるのかという中長期の戦略を、もっと具体的に議論しないといけない段階に来ていると感じます。
3、正に仰られる通りで我が国国民も強く懸念していますが、アメリカも過去からそうですが、最近ではベネズエラやイランで自己の勝手な都合で軍事攻撃を行って、地域と世界に大きな懸念を与えるどころか現実に人的物的被害を惹き起こしている。
日本の安全保障にとってアメリカは極めて重要な国なのは確かだし中国のような隣国は強い警戒を要するが、アメリカのダブスタも相当なものだと思いますよ。日本は国防をアメリカに依存し切っていますが、出来るだけ自主国防体制を強化していかないと大国というのは自分の都合で好きなようにするので危険だと思いますね。
4、中国は日本の防衛力の整備を批判して、軍国主義の復活と世界に喧伝しているが、自らはICBM級のミサイルを原潜から発射しておいて、周辺国は過剰な反応をするなと言う。この矛盾だらけで好き勝手に振舞う国とどう向き合うのか、東南アジア諸国を中心に頭の痛い話だと思う。日本としては、東南アジア諸国や世界の国々と協調しながら、対処して行かないとならないだろうと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/628640b455f7da4265d3d1074fb4192ba8bce8e1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]