関西準キー局で今年、女性アナウンサーの退社が相次いでいます。読売テレビの佐藤佳奈アナウンサー(29歳)は7月31日をもって退社を表明し、フリー転向の可能性を示唆。2019年入社以降、「朝生ワイド す・またん!」「情報ライブ ミヤネ屋」などで活躍しました。同様に、朝日放送の東留伽アナは1月末に退社後、フリーと研究活動を両立。同局の増田紗織アナも3月末に退職し、大手事務所に所属しました。さらに、毎日放送のベテラン・武川智美アナも3月末に辞めフリー転身。この一連の動きは、関西準キー局の放送界に変革期が訪れている兆候といえます。

読売テレビをはじめとする関西準キー局での女性アナウンサーの退社が続く背景には、職場環境やキャリア多様化の課題が浮かび上がります。まず、選び抜かれたプロフェッショナルが、一様に重大な決断を下す状況は異常です。
退社後、タレント業や研究活動に進む事例が目立つ一方、これらの転身が個々人の自由な選択ではなく、内部環境の限界や居場所の狭さに起因する可能性も考えられるのは憂慮すべき現実です。
制度的な穴は明確です。1つは、社内でのキャリアパスが縛られる点。個人の才能や日々の積み上げが報われづらい構造が問題です。2つ目に、多角的な才能を持つ人材の可能性に応ずる柔軟性の不足。そして3つ目は、現代のワークライフバランスや多様な価値観を尊重しきれていない労働環境です。これらを解消するには、具体的な方策が求められます。
第一に、若手からベテランまで、段階的キャリアプランが描ける職場モデルを作ること。次に、柔軟な生活環境や副業可能な契約モデルを整えること。そして、アナウンサー自身が人材育成や番組作成で更に多彩な経験が掴める社内育成カリキュラムを加速させることです。
これほどのタレントが、家庭の予算源のように周期感で抜けていく現状では、視聴者の信頼も長くは持ちません。構造的改革は急務でしょう。卓越した才能が自社では満開できないのなら、未来を育たない荒地と呼べるのではないでしょうか。
一流のステージを作れることこそ、メディア企業が負うべき当然の責務です。
ネットからのコメント
1、セント・フォースなどの退社後の受け入れ先があることも大きい。また、セント・フォースとしては、民放キー局側でアナの選定から研修、実践までをすべてやってもらって、一人前になった後にスカウトできるから、極めて効率的。採用テストや何度も経る面接などの選ぶ手間も、育成費用もゼロ。本当にいい商売を見つけたと思う。
2、アナウンサーの仕事をしていくうちにやりたいことが出てくるのはわかるけど、なんかアナウンサーの仕事が完全に踏み台にされてるような気がする。30歳手前で辞めるアナウンサーが多すぎる。就職する時は競争率高く、狭き門なのにこんな簡単に辞めてしまっていいのだろうか?本当にアナウンサーとして仕事をまっとうしたいのになれなかった人からしたらこの早期退職はどう感じるのだろう?
3、本心は東京のキー局に入りたかったということでしょう。テレビ朝日は、活性化のためなのか系列局のアナウンサーを朝の情報番組に出演させていますので、一度キー局に出演してしまうとなおさらフリーになって東京のキー局に行きたいと思うでしょう。
4、関西に限らず地方のアナウンサーはその地元出身じゃない事が多い。だからその地域に愛着が薄いのだろう。地元に帰りたいという気持ちもあるのかもしれない。それでもアナウンサーになるのには相当な苦労があったはずだし、給料も同世代よりはいいはず。それを捨ててフリーになるのはスゴい決断だなって思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/816eb2252232a39641102767c0da08283e50e560,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]