10月12日、米国の宇宙・人工知能企業スペースXが上場を果たし、株式を保有していた数千人の現・元従業員が総資産100万ドルを超えるミリオネアへと躍進しました。公募価格135ドルでの開始後、初日の取引終了時には株価が19%上昇し160.95ドルに到達。また、イーロン・マスクCEOの総資産は世界初の1兆ドルに達しました。公募価格を基に4400人以上がミリオネアとなる見通しで、実際の株価上昇によりさらに増加が予測されています。一例として、元溶接工の男性は自ら保有する6500株の時価が約105万ドルに上ると述べ、労働者に新たな可能性を与えたマスク氏に感謝を表明しました。

このニュースは「慰めが必要」とは言えず、経済的不平等という社会問題に関わる側面を含むため、「批判型」で対応します。
スペースXのIPOは、確かに一部の労働者にとって大きな経済的恩恵を与えました。
しかし、この成功を称賛する一方で、資本主義の仕組みがもたらす構造的な不平等に目を向けるべきです。今回ミリオネアとなった従業員は約4400人とされていますが、同社全従業員の割合を考えると、それが大部分である可能性は極めて低い。さらに、イーロン・マスク氏が1人で1兆ドルという未曾有の富を手にする構図は、富の偏在を象徴せざるを得ません。
そもそも多くの企業が従業員への株式付与を行わず、労働の対価として最低限の給与しか保証していない現状には抜本的な改革が必要です。この問題を緩和する手段として、まずは①雇用機会における株式保有の標準化、②労働分配率の法的引き上げ、③富裕層への累進課税の強化が挙げられます。
スペースXという成功モデルは、絶えず努力し続けた労働者の成果を間接的に証明しました。この機会に、同じ仕組みを労働者全体の幸福へ拡大する方向で社会全体が動けるかどうかが問われています。未来を築くとは、全員が報われる世界を目指す営みであるべきです。
ネットからのコメント
1、まさにアメリカンドリームを象徴するような話だと思います。
働いていた従業員や元従業員が、会社の成長とともに株式で一気にミリオネアになるというのは、日本ではなかなか想像しにくい仕組みです。特に現場で働いtいた溶接工の方まで大きな資産を得ているという点は、単なる経営者だけでなく、支えてきた人たちにも成果が還元されている形で、素直にすごいと思います。もちろんリスクや格差の問題もあるアメリカではありますが、それでもこういった仕組みは夢がありますし、働くモチベーションにも直結するのだろうなと思います。
2、日本で働くサラリーマンからすれば、夢のようなお話ですよね。スペースXでは創業以来、給与の一部を株式で支払うことで、優秀な人材を引きつけてきました。多くの従業員はリスクを承知でこの株式報酬を長年保有していた訳ですが、それが大きな実を結んだと言う事ですね。日本でもこの方式を取り入れる試みがあっても良いかもしれません。
3、これがベンチャーなんだよなぁ。給料は安い、だけど給料の一部として自社株をもらう。頑張れば大金持ちに。アメリカのベンチャーはベンチャーキャピタルから資金を調達する。
借金でなく株を買ってもらう。だから失敗して倒産しても借金は残らず、直ぐにまた挑戦できる。
4、こういうのがベンチャーのいいところ。会社が小さくて無名のうちは入社のハードルは低いし、会社が大きくなって上場した時のインセンティブは大きい。まあ「1日16時間仕事しろ」と公言して憚らないイーロン・マスクに課せられるミッションはきついとは思うが。大企業は安定しているがそこからのジャンプアップは限られる。メモリやストレージの大躍進で立場が変わったサムスンみたいになれば別だけど、そこまで風向きが変わる確率は低いしそれを読むのもほぼ無理。ま、ハイリスクハイリターンかそうでないかの違いだな。行きたい方を選べばいい。望んだ方向にいけるかは分からんが。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4616e25dea1ff050aa3c0c1885ece09a40186380,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]