JR福知山線脱線事故が奪った命から21年が経ちました。この事故では106名が犠牲となり、兵庫県の原口佳代さんも夫・浩志さん(当時45歳)を失いました。浩志さんは、出勤途中に事故に巻き込まれ帰らぬ人となりました。その後、原口さんは夫をしのび、夫そっくりのフェルト生地のぬいぐるみを作成。彼女はそのぬいぐるみを外出先に連れて行き、写真を撮る計画を立てています。夫婦で計画していた九州一周ドライブ旅行を思い起こしながら、亡き夫への思いを込めて慰霊式に臨む予定です。

人を失う悲しみは、時間が経っても変わらず重いものです。その中で「夫にそっくりのぬいぐるみ」を手元に置き、生きる力に変えようとする原口さんの姿に心を打たれました。喪失感は癒えなくても、このような形で原口さんが心の寄る辺を見つけられたことは、夫婦の絆の強さを物語っています。
私自身も大切な存在を失った経験があります。そのとき、周囲を頼り、自分にできる居場所を少しずつ作り上げていくことで、前を向くことができました。“自分が納得して生きるため”という原口さんの言葉には、深い共感を覚えます。人生には取り戻せないものもありますが、新しい形でそれを抱きしめながら生きる力を得ることができる―この姿勢は多くの人を励ますことでしょう。また、浩志さんとの思い出や笑顔が彼女の心を温め、生きる活力になることを心から願います。
どうか原口さんが夫との時間を胸に秘めながら、新しい道へ進めますように。
ネットからのコメント
1、二十代の一人娘を亡くされたお父様がいらっしゃいましたね。歳を取ってから生まれた子だったから、可愛くて仕方ない。当日も一緒に夕食を食べる予定だったと。眠っているような顔なので、起きないかなと願ったけれど、ドライアイスのせいで体が冷たくて切ない、と言っていた言葉が忘れられません。その方が少しでも穏やかに過ごされていることを願っています。
2、この前、2年前に家で倒れて亡くなった私の父の遺影を持って、亡くなる直前に予定して果たせなかった旅行へ家族と行ってきました。
そしてつい先日、父が夢に出てきて旅行を「楽しかった」と言ってくれて、直後に明晰夢になって助けられなかった後悔から夢の中で泣き叫んでしまいましたが、楽しかったの一言を聞けたので良かったかなと思いました。福知山線の事故という当時は絶望的な事故をニュースからリアルタイムで見ていましたが、御遺族の絶望と悲しみは如何許りかとお察しする次第です。人形をお連れしての旅行をするお話を見た時、先ほどの「楽しかった」と言った父のことを思うと、旅行先で亡くなられた被害者の方も、楽しんでもらえるのではと思った次第です。勝手な思いですが、ぜひ実現してほしいなと思いました。長文失礼いたしました。
3、思い起こすと、福知山線の事故は本当に衝撃的でしたね。。。気づけば私は50代になりこの記事に出ているご主人よりも歳上になりましたが、この歳になると40代半ばで亡くなる事の無念さをより強く感じ取る事ができます。どうか福知山のような悲しい事故が二度と起きないように祈っています。
4、ぬいぐるみなんですが、まるで生きているかのような、柔和な表情と特徴を捉えたお顔の作りに驚くとともに、なんか泣けてきちゃいました。
旦那様が奥様をいつも見守ってくれてますように、そう願わずにはいられません。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/553e570a4de1189fcbb0c1a2d76c2fc0c0ff1485,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]