フィンランドのペッテリ・オルポ首相は、2025年12月17日に駐日フィンランド大使館を通じて、日本に謝罪の意を表明しました。これは、フィンランドの国会議員による差別的なソーシャルメディア投稿が波紋を呼び、その対象の一つとなった「つり目」ジェスチャーが日本やアジア人を皮肉ったとして批判を受けたためです。この問題に関連して、ミス・フィンランドのタイトルも剥奪される事態に発展。

オルポ首相は一連の投稿を非難し、フィンランドは差別と闘う社会であることを強調しました。フィンランド政府は差別撤廃に向けて取り組む姿勢を示し、内外の友人に対しても決意を示しました。

この事件は国家の名誉に関わる重大な問題です。フィンランド議会の一部の対応は、国家の成熟度を問うものです。本件の核心には、政治家の意識不足と制度的な教育の欠如が見て取れます。まず、政治家全員に対する人権教育を強化し、差別の歴史と現代社会における影響を深く理解させることが不可欠です。また、差別的行為に対する厳格な処罰を法律で明文化し、抑止力を高めることが必要です。さらに、ソーシャルメディアでの政治家の行動規範を策定し、監視機能を強化することが解決策として挙げられます。国家の名誉を守るためには、国民全体で差別を許さない姿勢を継続し、未来の世代に平等と尊重の価値観を伝える取り組みが求められます。

ネットからのコメント

1、人権先進国とかいってもこういった差別は露骨にありますよね。しかもつり目ポーズは単なるジョークだから問題ないし、そんなジョークを理解できない方が悪い的なことを言っちゃう国会議員までいる始末です。ヨーロッパのことをやたらとありがたがっている左寄りの人たちの見解をお聞きしたいところです。

2、映画「かもめ食堂」を観てマリメッコやイッタラ、アラビアを集めて北欧気分を味わう程、フィンランドはいつか行きたい憧れの国でしたが…今回のパフォーマンスを見てとても残念な気持ちになりました

3、＞フィンランド国内、そして国外にいるすべての友人に向けて、フィンランド政府は人種差別を真剣に受け止め、この問題と闘う決意をお伝えします。とフィンランド首相がほんとうにフィンランド政府、国家を代表して言うのなら、それは日本のフィンランド大使館のＸなんかで表明するだけではなくて、フィンランド人が見るフィンランド国内の政府のウェブサイトで掲載するべきではないの？言ってるわけでしょ？日本の日本人が見る日本向けのウェブサイトで言うだけじゃなくてさ。

ただのミスコン出場者がやっただけじゃなくて、さらに国会議員までやってるわけですよね。そんな事は許さないと言う意思表明は、ちゃんとフィンランドの内部向けにも出すべきじゃないんですかね？

4、大使館が首相の名義でXに謝罪の投稿しても何にもならいでしょう。形式だけの謝罪文？まずはミスフィンランドの女性、次いで擁護めいた国会議員、この二人が謝罪しないと根底の人種差別はなくなりません。とてもじゃないが名ばかりの謝罪としか受け取れません！