北海道内の競走馬を育てる牧場で、生後20日の仔馬に対する暴力行為が撮影され、SNS上で拡散されました。この動画では厩務員とみられる男性が、仔馬を壁に叩きつけたり殴るといった行為が確認され、多くの視聴者から動物虐待ではないかとの批判が寄せられています。牧場は「危害を加えそうな行動へのしつけ」と弁明しましたが、公式アカウントを削除しています。北海道の担当課や警察が現在、動物虐待の可能性を含めた調査を進めていますが、結論は未定です。JRA(日本中央競馬会)も見解を発表し、「信頼関係を築く教育が重要」との管理指針を示しますが、個別の事案へのコメントは控えました。放送された牧場は過去に有名馬を輩出しており、その背景も注目を集めています。

人が動物を支配し、訓練という名の下に暴力を振るう行為には強い憤りを覚えます。一個体としての生命を尊重し、人間中心の考えに限界を設けるべきです。
今回の事件が含む本質的問題点は明白です。第一に、適切な育成方法と暴力の境界が曖昧である牧場管理システム。第二に、虐待の潜在的リスクが見過ごされる業界慣習。第三に、外部のチェック機能が働いていない点です。
解決策として、まず動物愛護法のさらなる強化が求められます。罰則の厳格化はもちろん、監視体制や第三者機関による監査導入が欠かせません。また、動物育成業界全体で安全かつ倫理的な育成ガイドラインを再制定し、従業員に教育研修を義務付けることが急務です。さらに、一般市民や飼い主が問題に取り組む意識を持つことで、内部だけでは見えにくい問題が浮き彫りになります。
競走馬が命懸けで結果を出す裏側で、もし暴力や虐待が横行しているのだとしたら、その過程で得られる栄光にどんな意味があるのでしょうか。スポーツ競技は人間だけの誇りではなく、共に戦う動物の尊厳を守ることも私たちの責任です。この事件を機に、動物と人間の関係を見直す議論が必須と言えるでしょう。
ネットからのコメント
1、数年前、この牧場で2日間だけ働きました。
その時にも言うことをきかない母と子馬を牧草地で車で追い回し、戻ってからは厩舎裏で母馬を綱で叩きながら怒鳴ってました。芦毛の母からは柵にぶつかったのか血が流れているのが見えました。擁護している人もいますが、そんなしつけがあるのか競馬関係者全員に問いたいものです。競馬が元々内在している罪はあると思います。それ故に、これを見過ごしては存在意義もかなり揺らぐのではないかとも思います。
2、関係性を築くために叱ることは大事だと思いますが、明らかに感情的になってやりすぎだと思います。その後のTwitterでのやり取りを見ても感情的になりやすい人なんだなとも感じました。あれだと牧場生活は怖くて言うことを聞くかもしれませんが、厩舎に移動してから、人間不信になってたり異常に怖がりだったりひねくれてたり余計に扱いにくくなると思います。
3、多数の牧場、元騎手、調教師、馬主などの競馬関係者が明確に現代競馬の教育ではない、と、この行為を否定しています。該当牧場に不信をもち、預託馬を引き上げていた馬主もいたそうです。
競馬界はこのような行為に明確にNOを突きつけています。通常の躾という発言から牧場全体で行われていたと考えられ、気性悪化の懸念などからも今後も該当牧場の馬の購入を避ける、扱いに不安を持ち預託を控える馬主も出てくる可能性も多分に考えられ、意思表明のみならず実際の行動としてのNOがこれから明確になっていくと思います
4、動物愛護法違反で摘発されたとしても、精々罰金刑位でしょう。罰金払って終わりでは納得出来ない人も多い気がする。行政指導や観察、聞き取りや専門の獣医師にも立ち会って貰って馬の心身に異常無いかの有無を測って欲しい。その上で、適切な飼育管理の規制化と遵守までいかないと再発防止に成らない。少なくても此処の牧場主は一生変わらないと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7d15790a0fb9abc1270eccb3f85582fb3d02b729,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]