12月31日に東京・渋谷のNHKホールで行われた第76回NHK紅白歌合戦で、松田聖子が特別企画として「青い珊瑚礁」を披露しました。この曲は1980年に初出場時に歌ったもので、昨年にはNewJeansのハニによるカバー動画がSNSで話題を呼びました。聖子はデビュー45周年を迎えた今年、紅白のステージで原点であるこの曲を歌い、年の瀬を盛り上げました。

彼女は、最愛の娘の急逝により参加を辞退した2021年以来の復帰で、25度目の出場を果たしました。歌唱前に、司会者の綾瀬はるかから「新しい年が笑顔と希望に満ちた年になりますように」というメッセージが伝えられ、郷ひろみも共演し拍手で讃えました。

松田聖子さんの紅白復帰は、多くのファンにとって大きな喜びと慰めとなりました。娘さんの急逝を乗り越えてのステージ復帰は、彼女自身にとっても大きな挑戦だったことでしょう。特別な曲を通じて多くの人々に勇気を与えたことは、彼女自身の痛みを少しでも和らげる瞬間であったかもしれません。他の多くの方々も大切な人を亡くした経験を持っているでしょう。彼女の姿は、困難を乗り越え未来を見つめ続けることの重要性を教えてくれます。聖子さんが示したように、過去の輝かしい瞬間を思い出しながら、新しい道を見つけることができるという前向きなメッセージが感じられます。

彼女の歌声はきっと多くの人々の心に希望を与えたことでしょう。

ネットからのコメント

1、素晴らしかった本人の相変わらずの歌唱力もさることながら一番年を感じさせない衣装の柄と色そしてメイクスタイリストの技量が画面越しからでも光った完璧な状態で演者を舞台に送り込む裏方のファインプレーも感じ取りました

2、松田聖子さんおかえりなさいよくぞ紅白に戻ってくださいました。あなたの満面の笑顔を見ているわたしは号泣していました。元気な笑顔を見せてくださってありがとうございました。郷ひろみさんの卒業式も相まって未来に繋げるとても良い番組になったと思いました。

3、MISIA、ミセスの流れから一気に空気が変わった感じがした。ハッピーオーラが乱反射してるような、キラキラ感にあふれた圧巻のステージでした。第一線でずっと活躍してきたレジェンドの底力は違いますね。

4、63歳ですか。私アイドル時代の松田聖子さんは知りませんが、こんなに歌える人いる？って思うぐらい歌上手い。こんな人が1人でアイドルやってたなんて奇跡ですね。