ロシア大統領府は27日、プーチン大統領が軍司令部を訪れ、ウクライナが平和的解決を望まない場合、武力で問題を解決する意向を表明したことを発表した。米国とウクライナの首脳会談を控え、ウクライナに対する牽制であると見られる。プーチン氏は、ウクライナ側が紛争の平和的解決に消極的であるとして、ロシアの併合宣言をした領土からウクライナ軍が撤退する可能性が低いと指摘。
また、ドンバス地域において、ウクライナ政府が戦争を選択したと非難の意を示した。これらの発言は、地域の安全保障状況にさらなる緊張をもたらしている。

ロシアの強硬な姿勢は、地域の平和と安定にとって深刻な脅威です。この発言により、ウクライナとの緊張がさらに高まり、武力での解決への関心が示されることは、国際社会にとっても危険信号です。問題の核心には、領土主権を無視した強制的な併合と、力による国際関係の崩壊があります。まず、国際調停による対話の促進、次に当事国の透明性ある情報公開、そして最後に地域における人権尊重の強化が求められます。これらの取り組みを通じて初めて、力による支配ではなく、共通の利益に基づく平和が実現するでしょう。強行策よりも人道的解決を求める価値観が勝ることが、世界の安定にとって必要不可欠です。
ネットからのコメント
1、トランプがプーチン寄りで、かつ、功を焦っているのを見て、プーチンは領土割譲で押し切ろうとしている。それでは、攻め込んだもの勝ちとなり、プーチンはさらにウクライナ全土やバルト三国に侵攻してくるだろう。トランプに任せずに、ロシアの脅威を直接受けるヨーロッパ諸国が交渉にあたるべきである。
2、領土が大きいだけの大国武力で現状変更の侵略をする常任理事国は、その地位を剥奪されるべきこういうことをする2カ国は、自国の持て余すほどの領土を持っておきながら、まだ厚かましく人の命を粗末に扱ってまで実行するもう80年前の愚かな行為を終結させ平和のために国際連合は出来た本当に常任理事国としては相応しくない
3、他人事では無いんやけどね。中国が台湾やったらロシアは同調して北海道に粉かける可能性あると思うよ?少なくともウラジオに戦艦並べるだけで日本は簡単にパニックになるだろうから。せめて核の持ち込みは許容します!って言わないと絶対やってくる未来だと思う。
4、プーチンはウクライナが和平を望まないと主張しますが、国際法の枠組みを無視した責任転嫁です。
国連憲章2条4項は武力による現状変更を禁じ、51条の自衛権は武力攻撃を受けた側に限られます。ロシアは2014年にクリミアを併合し、ドンバスのルハンスク州、ドネツク州で分離勢力を軍事・情報面から支援し、紛争を継続させました。ミンスク合意が履行不全に陥った背景にも、ロシア側の停戦違反と軍事的既成事実化があります。2022年の全面侵攻と一方的併合宣言は、交渉ではなく武力による強制です。撤退を拒否したまま和平拒否を相手に転嫁する論理は成立せず、現在の戦争はロシアとプーチンの選択が招いた結果です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a79fef58d94dacb3b0bcac86cf3a3d15af80a255,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]