近視は日本の子どもたちの間で深刻化しており、小学生・中学生の裸眼視力1.0未満の割合が、この10年間でそれぞれ31.0%から36.1%、54.1%から59.4%へと上昇しました。視力低下は成長期に目の奥行きが過度に伸びることが原因で、進行すると網膜剥離や緑内障、黄斑症などのリスクが高まります。近年、進行抑制用の目薬やコンタクトレンズが登場し、日本初承認を受けるなど治療環境が改善。しかし、これらは近視そのものの治療ではなく保険適用外で、目薬は月5000円、コンタクトレンズは両目で約1万3000円と高額。親からは保険適用を望む声もあります。

子どもの近視問題は、現代的なライフスタイルの影響が顕在化した例であり、社会全体で対応を進めるべき課題です。スマートフォンやデジタル機器の普及、外遊びの減少という生活習慣の変化が目の健康を脅かしています。
さらには保険適用外の高額な治療費が、多くの家庭にとって負担となる現状も大きな問題です。この状況は、富裕層と非富裕層の間で健康格差が広がる懸念さえ抱かせます。
教育現場でのデジタル機器使用の制限や、外遊びを推奨する行政指導の強化、保険適用の範囲拡大といった具体的な政策が欠かせません。また、保護者や子どもに対する生活習慣改善の啓発活動も必要です。これらの対策は、単なる個別治療への依存から脱却し、社会全体の目の健康を守る長期的な視点を持つべきであることを示しています。
富裕層が治療を受けられる一方で、多くの子どもが放置される現実に、社会はどう応えるべきか。一部の救済ではなく、すべての子どもを守る政策と未来志向の価値観を持つべき時です。
ネットからのコメント
1、子供が小学校3年生になって学童がなくなって初めて気がつきましたが、子供がテレビやネット、ゲームを見る時間が長い!学童がないので基本的に家にいるしかなく、、、親のいない家に友達を呼ぶわけにもいかず、基本1人お留守番。ほとんどの時間にテレビかゲーム、YouTubeです。
宿題何て30分もしないで終わってしまうし、公園は遠く、親がいないと行けない。道路で遊ぶわけにもいかず、基本は鍵っ子です。同じような状況なのか、ウチの小学校では高学年になるにつれ、メガネが増えていきます、、、。クラブも週一、二回1時間程度しかありませんから、、、後は家です。子供の居場所が本当に少ないです。おじいちゃんおばあちゃんが近くにいる家の子は割と楽しそうで、、、羨ましい限りです。
2、環境(スマホのやりすぎや、暗いところで読書など)の問題をよく言われるけど、近視の発症は遺伝的要因が3割、環境要因が7割なんです。つまり、3割は遺伝の要因がある。確か両親共に近視だったら70~80%がなるし、片親でも50%はなるらしい。もちろん、環境を整えることで、低下を遅らせたり、低下の範囲が少なくなる。だから環境を整えることは大事。だけど、こんなに子供が近視にならないように環境を整えたのに注意してきたのに、子供が近視になってしまったって、親が自分を責めたり親同士がお互いを責めたり子供を責めたりはしないでほしい。
(特に片方の親や両方が近視の場合)
3、昔は眼が悪くなるから、親からテレビやファミコンの時間を制限された。今は、スマホだけでなく、学校や塾でもタブレットだから、視力が落ちて当たり前。眼を休ませる時間を意識的に作らないといけない。
4、昔より近視の子供が増えているという事は本当に深刻だとは思いつつ、要因も明らかだと思うんですよね。何を申したいかというと、治療技術の進歩も大切ですが、そもそも悪化する前に親が子供の生活習慣を改善してあげるだけで防げる事も多いと思っています。自分の子供達も別に近視ではないですが、スマホやゲームの時間を管理してあげるだけで改善・解決できると思っています。更に言えば、スマホとかゲームをやらせ過ぎると家族との会話の時間もなくなりますけど、それを抑制するだけで自然と会話も増えるので色々な面で良いと思うんですよね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2e71dedb01fdfab636081f73bb519267b75e8255,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]