日本サッカー協会(JFA)は23日、都内の理事会で森保一監督(57)の続投を承認し、史上初の3期連続で日本代表を率いることを決定した。契約は27年1月7日~2月5日のアジア杯サウジアラビア大会までの約半年間で、その後は30年W杯に向けてU-21日本代表の大岩剛監督(54)を昇格させる方針も決議された。森保監督は通算107試合で73勝16分け18敗を記録し、歴代最多の指揮数・勝利数・勝率を誇る。

森保監督の続投自体は、実績を考えれば理解できる。しかし問題は、日本サッカー界の未来を託す人事が「結果を出した監督を延長する」という短期的な安心感に偏っていないかという点だ。史上初の3期連続という看板の裏で、長期的な代表強化計画や新しい戦術への挑戦が十分に議論されたのかは疑問が残る。
本質的な課題は、監督個人の評価ではなく、協会の意思決定システムにある。
日本代表はW杯で成果を上げる一方、世界との差を縮めるための継続的な改革が必要な段階にある。それにもかかわらず、水面下で既定路線を進め、理事会で承認するだけでは透明性に欠ける。改善には、①代表強化方針を長期公開すること、②監督選考基準を明確化すること、③若手指導者を計画的に育成し競争環境を作ることが必要だ。
勝利の数字だけを守る組織は成長を止める。日本サッカーが目指すべきなのは「失敗しない選択」ではなく「世界で勝つための覚悟ある選択」である。過去の成功に満足するのか、未来への挑戦を選ぶのか、その差が本当の強さを決める。
ネットからのコメント
1、敗退し、今までのプレッシャーから解き放たれ、リラックスするのは構わない。ただ敗退後、誰よりもニヤつき感が大きく、本気で優勝を狙っていた監督には思えない。予選突破で自分の仕事は終わったくらいにしか思っていないように思える。それは全く戦略のないブラジル戦後半を見ても分る。本気で優勝狙うなら、予選でロートルに頼らずとも大会を通じて成長できる選手を余裕で使えるくらいでないと、結局は予選突破で万歳のチームでしかない。
まだまだ伸びしろはあるので、日本サッカーには今後も期待している。
2、森保監督の続投が決まった以上、日本代表を応援する気持ちは変わりません。ただ、続投が決まるまでの流れや報道を見ると、評価する声が目立ち、課題について深く掘り下げる議論が少なかった印象はあります。森保監督は歴代最多の勝利数を残し、日本代表の安定感を高めた実績があります。その点は素直に評価されるべきです。ただ、ワールドカップでベスト8の壁を破れなかったことや、試合中の采配、選手交代のタイミングなどには以前からさまざまな意見がありました。そうした視点まで含めて検証してこそ、続投の意味もより納得感のあるものになります。海外では代表監督に対して厳しい議論が交わされるのは珍しくありません。感情的な批判ではなく、戦術や育成、チームづくりを冷静に議論する文化があれば、日本サッカー全体の成長にもつながるはずです。
3、W杯で優勝を狙うと言っていたにも関わらず、ベスト32で敗退した森保監督は続投、TV等に出演した際も全く批判されず、どちらかというと絶賛されているのが不思議です。
森保監督も笑顔で話しをされているし、優勝を逃したのに悔しさを全く感じません。どちらかというとブラジルと善戦して満足しているようにすら感じます。野球でWBCやオリンピックで優勝を逃したら監督続投はあり得ないし、監督や選手がTV出演しても申し訳ないというのしか感じない。こうして比較すると、サッカーW杯で日本が優勝するのはまだまだ先のことのように思います。
4、JFA理事以下の個の力をあげてほしい。欧州で最先端のサッカーに触れている選手たちの疑問や要求に応えられるだけの力量は、森保監督にはなかった。コーチ陣にもなかった。最先端の戦術マネジメント経験がない方が、日本やアジアで多少の実績を上げたからと言って、今の選手達の力を引き出せるだけの指導はできない。アジア基準ではW杯では勝てないことは明白。本当に選手たちが気の毒でなりません。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4d3e210066647380d417dacb9ac538d464183d95,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]