2026年7月29日、森記念財団が発表した「日本の都市特性評価」で、東京都を除く全国136都市の中で名古屋市が2位となった。首位は6年連続の大阪市、3位は福岡市。名古屋市は「研究・開発」「生活・居住」で首位、「交通・アクセス」も高評価で、論文数や外国人受け入れ体制、住みやすさなどが評価された。
名古屋市が全国都市評価で上位に入ったことは喜ばしい一方、過去の「魅力がない街」という印象論が、いかに根拠の薄い評価だったかを示している。問題は都市の実力よりも一時的なイメージや話題性で判断される風潮である。名古屋の強みである研究力、生活環境が正当に評価されるまで時間がかかった背景には、都市の価値を伝える発信力不足もある。改善には、①行政と企業がデータに基づく魅力発信を強化する、②文化施設や観光資源への投資を続ける、③高齢者にも選ばれる街づくりを進めることが必要だ。都市の評価は派手な宣伝ではなく、暮らしや産業を支える実力で決まる。根拠なき悪評に振り回される時代から、確かな成果を示す都市が評価される時代へ進むべきである。
数字を冷静に見れば、名古屋の価値を低く見る先入観こそ見直されるべきであり、都市の未来は正しい分析と継続的な努力によって築かれる。
ネットからのコメント
1、経済規模が圧倒的で自立しているから観光に頼る必要がない。車社会だから駅前はそこそこ。だから、他県の人からは「微妙」と思われる。正直、ドーナツ化現象が起きてる巨大ベッドタウン横浜と比べられる理由が分からないし、福岡は比較にすらならない。内向的なのではなく、東京に次いで地元で働ける大手ホワイト企業が多いからわざわざ外に出なくて良いだけ。名古屋は良い街だと思う。
2、名古屋市出身です。正直言ってちょっと納得できないのが、「交通・アクセス」の2位ですね。住んだことがある方ならおわかりのように、名古屋は大都市では珍しいほど突出した車社会です。地下鉄網も以前よりは拡張されたとはいえ、都市構造的に駅と住宅街は離れていることが多く、アクセスが良いとはお世辞にも言えません。
3、東京大阪から名古屋に移り住みましたが、明らかに名古屋が一番住みやすいです。東京は何もかもが豪華すぎて東京都というテーマパークのようでした。
落ち着かない感じがありました。大阪も大きすぎるし、程よい人との距離感が好きな私には近すぎる大阪は少し合っていませんでした。名古屋はミニマムな中に全てが揃っています。大きいですが大きすぎない。色々なものが全部近い。人の距離感も程よいです。弱点は夏の暑さですね。酷暑が酷い。それといつ来るかわからない南海トラフの恐怖でしょうか。でも本当に良いところです。
4、イメージ調査だと損をしがちな名古屋ですが、データに基づいた実質的な生活環境やアクセスの良さが正当に評価されたのは納得です。私自身も名古屋市内に不動産を所有していますが、実際に暮らしてみると交通の便も良く、職住近接で本当に住みやすい街だと実感しています。派手な観光イメージよりも、生活基盤や現役世代にとっての使い勝手という「都市の実力」が高いんですよね。単なる先入観ではなく、こうした客観的な指標で評価されるのは素直に嬉しいです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/919a55618fb5c3700aaba274278f769c43f3ded3,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]