2023年10月12日、日本オリンピック委員会(JOC)は、北野貴裕副会長(62)の辞任を発表。同日中に日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟でも会長職の辞任が報告された。北野氏は、同連盟がミラノ・コルティナ五輪の出場権を失う原因となった規定変更の見落としに関連し、聞き取りの過程で不適切発言があったとして謝罪。その後、職を辞任する決断を下した。発言内容は不明ながら、「冷静さを欠いた対応」を自身で認め、今回の辞任は事態の収拾を図るものと見られる。

北野氏の辞任は、競技団体が基本的な責務において重大なミスを犯したことを象徴しています。この事件の本質は、制度的な管理能力の欠如と、透明性の欠堕です。まず、規定変更を見逃すというのは、組織全体の意識がプロとしての基準に達していないことを露呈しています。これが選手たちへの直接の損害に繋がった点は、許されるべきではありません。
責任者として北野氏が辞任したのは妥当ですが、その一人に全ての責任を押し付けるのではなく、連盟全体の運営体制を抜本的に見直す必要があります。
解決策の提示としては、まず、内部管理ガイドラインを作成し、不備を防ぐ基本ルールを確立することが急務です。次に、スポーツ界における連盟組織には外部監査の導入を義務付けるなど、透明性を格段に向上させるべきです。また、見落とし等を防ぐために、外部専門家を定期的に招致して運営体制を監査する仕組みを設けるだけでなく、選挙と同じように管理責任を負担できる幹部を選ぶシステムの見直しも必要です。
未来の選手が、構造的な不備や一部の責任者による過失によって可能性を奪われることなど、あってはなりません。この事件を契機に、競技団体が責任を果たす一歩を踏み出すべきです。ルールの順守や管理体制の強化を徹底し、二度と同じ過ちを繰り返さないための改革が急務です。結果に直結する組織改革こそ、選手たちへの真の償いとなるはずです。
ネットからのコメント
1、まあ当然でしょうね。全ての職から身を引いた方がいいでしょう。
なんの説明もなく内規で定めた最大12年の会長職を超えて職に留まり続け、他の理事もうモノが言えず、ゴーマンかましまくっていたのが今回表にたまたま出ただけで他にもいろいろあるでしょう。連盟にとっては恥になるだけのことですから今辞任してまともな人に運営を任せて清浄化した方がいい。長期政権は本当に駄目になるといういい見本ですね。
2、良くも悪くも長野市界隈の財界の中心人物であり、北野建設も基軸となっている会社です。それにしても、今回の件についても長野経済界の現状と似通っているなと感じます。やっていることは悪くないんだが、仲間同士で商売が成り立つので安定した商売ができる反面、門前町特有の殿様商売がどうしても見え隠れするのが長野。だから、何か新しいこと始めても広がりが無くジリ貧が多い印象。(県内でも松本は城下町らしく外の風を受け入れる雰囲気が昔からある。裏腹に失敗するときも盛大になりますが)北野社長だって、相当に冬季競技へ物心両面で援助してくれたんだから功績も大きいはずなんだけど…何事も引き際の悪さは致命傷になりますね。
3、今回の辞任は、「失言があったから辞めました」で終わらせてはいけない問題だと思う。出発点は、五輪出場権の規定変更を連盟が見落とし、日本代表が出場を逃したという極めて重大なガバナンス失敗だ。その検証の場でトップが感情的・威圧的な発言をしていたとされる。仮に辞任で幕引きになれば、「なぜ規定変更を見落としたのか」「内部で異論や警告が機能していたのか」という本質が曖昧なまま終わりかねない。日本スポーツ界では競技団体の長期固定化や閉鎖性、上下関係の強さが以前から指摘されてきた。問われているのは個人の資質だけではなく、“異論を言いにくい組織文化”そのものだと思う。
4、ボブスレーリュージュスケルトン連盟から身を引けば一切「(支援)金」も出さなくなるだろう。だから競技は衰退する!とのコメントが悲しいね。金を出し支えているのだから、連盟内のドン(会長)!として君臨しパワハラや差別発言をやってもOK!との考え。もう一つは身を引いたのだから、もう支援はしない。その様な方だと!見ている事。
ついていけない考え・見方ですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9903fe62b08920722827978e75e95bf7b9bfd1e4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]