この事件は、子どもに対する極めて重大な注意義務違反を示しています。兵庫県太子町に住む26歳の母親が、6歳の長男を自宅に3日間放置したことで逮捕された事例です。今回の逮捕は、12日夕方に近隣住民が「自宅前で泣いている子どもがいる」と通報したことがきっかけとなっています。母親はその間、東京へ出かけており、警察の調査に対して容疑を認めています。
幸いにも、長男は目立った外傷はなく、児童相談所に保護され、命に別状はありませんでした。今後、警察は母親の行動や長男がどのように過ごしていたかについて詳しい調査を進める方針です。
この事件は、親の責任と子どもの安全の観点から深刻な問題を露呈しています。まず、親が子どもを放置するという事実そのものが異常であり、社会として許容してはならない行為であることは明白です。制度的欠陥がどこにあるかも問い直す必要があります。地域社会、児童相談所、公的機関は、早期に危険を察知する仕組みを強化することが求められます。進めるべき具体的な改善策としては、地域でのより細やかな子ども見守りシステムの構築、児童虐待防止に向けた啓発活動の強化、そして親への育児支援拡充が挙げられます。家庭内の問題はしばしば個人の責任に還元されがちですが、社会全体で不幸な出来事を未然に防ぐための意識と体制の強化が不可欠です。
われわれは、未来を担う子どもの環境を改善するために、すべての手段を講じるべきではないでしょうか。
ネットからのコメント
1、この男の子は良く生きてくれていたと思う。この夏の暑い盛りに、3日もネグレクトされれば何が起こってもおかしくない。身近な保護者に放置されれば心も大きく傷つく。この子の心身の状態が心配ではある。逮捕された26歳の女は保護者としての資格は無い。子どもを3日も放置すればどのような事態になるかは容易に想像できる。今回の所業は殺人未遂にも等しい行いだ。虐待されても子どもは親を慕うかもしれないが、この子の将来を思えば、相応しい環境で心身ともに健やかに成長していって欲しいと願う。
2、児童相談所はすぐに親元に子どもを返してしまいますが、この母親の元には二度と返してはダメです。「血のつながった親の元にいることが幸せ」という考えは捨ててください。親の「反省」とか「誓約」を信じてはいけません。子どもが同じような被害に遭わないためにはどうすべきかを考えてください。本当にお願いします。
3、こういう親って自ら子供を手放すこともせず自分のそばに置いておくくせに育児放棄するのは何故なんだろう。
6歳なら結構な年齢で記憶にもしっかり残るだろうし、逆に6歳だから親から絶対に外に出るなとかキツく言われた事を守ってそうで余計に可哀想。
4、うちの子どもは5歳だけど、6歳で1人で3日も過ごすなんて考えられない。熱中症、事故、事件…。なんとか本当に無事で良かった。母親はやっぱりシングルマザーで、男に会いに行ったりしていたパターンなのかな。保護してもらえて良かった。心細くて不安だったよね…。男の子がこれからずっと、幸せな人生を送れることを祈ります。施設に入るにしても、優しいスタッフや利用者の愛に恵まれて、素直に優しい子に育ち幸せになりますように。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f91102ab74e9de0ab2a926ab6805e312cfc612f9,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]