ホテル代高騰を背景に、宿泊費を抑える「コスパ旅」が注目されている。2026年7月27日放送のニュースでは、夜行列車やキャンピングカー利用の増加を紹介。JR西日本「WEST EXPRESS 銀河」は京都を午後9時すぎに出発し、約12時間で新宮市へ到着、最安料金は8670円。JR東日本は品川―青森間を結ぶ「ルナ・アズール」を計画し、JR東海も東京―新大阪間の特別列車を1万5000円で運行予定。東京23区の宿泊費は7年前比で約1.7倍に上昇し、キャンピングカー予約も前年同月比約3.3倍となっている。

ホテル価格の高騰によって、旅行者が移動と宿泊を工夫しなければならない状況は、単なる新しい旅行スタイルの流行では片づけられない。観光需要が高まる一方で、宿泊費が急激に上昇し、家族旅行や若者の旅行機会を圧迫している現実がある。
旅を楽しむために、本来なら必要のない負担や我慢を強いられる社会になっていることは問題だ。

背景には、都市部への宿泊需要集中、部屋不足、人手不足による運営コスト増など、観光産業の構造的な課題がある。需要が伸びた時だけ価格を上げる仕組みでは、旅行できる人とできない人の格差が広がる。
解決には、①地方への観光分散を進める政策、②宿泊施設の人材確保や効率化への支援、③繁忙期だけに依存しない適正な価格設定の促進が必要だ。旅行は一部の余裕ある人だけの贅沢ではなく、人々の交流や地域経済を支える重要な文化である。便利な夜行列車やキャンピングカーが人気になること自体は歓迎すべきだが、それが「ホテルに泊まれないから選ぶ手段」になっているなら、社会は豊かになったとは言えない。誰もが無理なく旅を楽しめる環境こそ、本当に目指すべき姿だ。



ネットからのコメント
1、かつてはリーズナブルな値段で泊まれて寝ている間に目的地に到着する、寝台特急が日本中にあらゆる所で走っていました。当時は国鉄の1つの巨大組織でしたが、今はJR各社に分社化され、さらに細分化された管理路線や利益の出ない寝台特急はコスパが悪いデメリットがありました。ただ令和のご時世で宿泊費がうなぎ上りに上がっているから、期間限定でも良いので長大路線を走る姿をもう一度だけ見てみたいです。
2、先日初めてサンライズ出雲号を利用しました。家で夜ご飯おシャワーを済ませてから乗車し、歯みがきは車内の洗面所です。あとは寝るだけです。
個室内の狭さが程よく、音も振動揺れもまったく気にならず東京到着直前のアラームまで熟睡できました。こんなに個室寝台はいいものかと思いました。東京に7時すぎに着くので朝から時間の有効活用ができ、これはありだなと思いました。今後も利用する予定です。
3、2日前に空きがあったら行くという弾丸旅行は、コスパが良いと言えるのだろうか。キャンピングカーに乗りたい人がレンタルするのは良いと思うが、旅費を浮かせる為に借りるのは大変だと思う。4人で割れば1万円というが、高止まりのガソリン代に高速代、駐車場代が上に乗る。ホテルの4人部屋に泊まる事とキャンピングカーで4人泊まる事は全く違う。交通の便がない山奥やキャンプ地に行くならまだしも、コスパの為に電車で行ける所をキャンピングカーで行くと後悔すると思う。
4、昔、学生時代に、青春18切符を握り締めてムーンライトながらという夜行列車に乗って東京から京都に行ったことがあります。座席をきちんと予約したのですが、最後尾座席だったせいか、付近の廊下に新聞紙を敷いて寝ている人たちも多かったです。
少し寝ようとリクライニングをしようとしても、できないので故障かしらとシートの後ろを見たら、80代以上と思えるお婆さんが新聞紙の上で丸くなって寝てました。ビックリして慌てて座席をまっすぐ元に戻したのを覚えています。戦後の引き揚げ列車のようで、驚くことが多い列車でしたね・・・一睡もできませんでした。若い内はよいと思いますが、年取ってからは厳しいと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/098ede67256e7f16be5cad3ccc52b5f4a476aea5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]