熊本県で28日に最大震度7の地震が発生し、交通やライフラインへの影響が続いている。九州新幹線は29日夕方に博多駅~筑後船小屋駅間で減便再開したが、熊本駅~鹿児島中央駅間は30日も運休。九州自動車道も一部通行止めとなり、約8万4000戸が断水、約2万3000戸が停電、432カ所に8800人以上が避難している。

大規模地震のたびに交通網や生活基盤が寸断され、多くの住民が不便と不安を抱える状況は看過できない。災害そのものは防げなくても、被害を最小化する備えが十分だったのかは問われる。問題の本質は、老朽化したインフラ対策、地域ごとの復旧体制、避難支援の差にある。命を守る仕組みを平時から強化しなければ、同じ混乱は繰り返される。今後は、①水道・電力・道路設備の耐震化を加速する、②自治体と企業が連携した迅速な復旧計画を整備する、③避難所運営や物資供給の訓練を継続的に行うべきだ。
自然災害を言い訳にして諦める社会であってはならない。被災者の苦しみに本気で向き合う社会こそ、技術と制度を磨き続ける責任がある。便利さを享受するだけの社会から、困難な時に支え合える社会へ変わる覚悟が必要だ。復旧の速さは、その国の防災への本気度を映す鏡である。
ネットからのコメント
1、高速道路は高架が上下に大きくずれている場所があったが、あれでは復旧には相当な時間がかかってしまうだろう。新幹線の軌道も複数個所で破断しているとのことだし、在来線の線路などグニャグニャに曲がっていたので交通インフラの復旧はかなり時間を要するでしょうね。とにかく今は命を守るために水道と電力の復旧が最優先だと思いますが、それも時間がかかると思うので自衛隊含めた持てるリソースを使って給水活動などに当たってもらえたらと思います。県内に三カ所ある自衛隊基地のうちの二つを臨時の避難所として使用することを決断した防衛大臣と防衛省は英断だったと思います。
2、被災地の方にとっては「動かない新幹線」や「通れない高速」より、いつまで断水や停電が続くのかの方が切実だと思います。
九州新幹線の熊本〜鹿児島中央は、架線断線やレールの歪み、防音壁の落下など数百カ所レベルで被害が出ているそうで、安全最優先なら簡単には動かせません。それでも通院や仕事、家族のところへ戻れない人からすれば「理由は分かるけど、じゃあ代わりはどうしてくれるのか」という思いが強いはずです。航空各社が臨時便を出したり、一部高速バスや在来線が復旧しつつあるのは救いですが、本当に必要なのは現場の生活再建に直結する水と電気と情報。行政やインフラ各社には、復旧の見通しを曖昧にしない丁寧な説明と、給水所や充電スポットの情報発信をもっと徹底してほしいです。一日でも早く「移動も暮らしも、ようやく元に戻ってきた」と被災地の人たちが実感できる状況になることを願っています。
3、地震で電波が悪くなり、ずっとスマホが圏外でした。その間何も情報が入ってこないし、水もどこで配布しているのかラジオやテレビでも自分の住んでいる地域の発表がありませんでした。断水もきついですが、やはり情報が入ってこないのもきついです。やっと今WiFiが繋がりこうして状況がわかるようになりうれしいです。
たまに水も出ます。もっと安定して水が出てくれれば!と思います。
4、熊本で高速は大動脈の九州道が道路の隆起などで通行止め、新幹線や在来線は線路が破断したり歪んだりして運行取り止めで交通がマヒ状態。前の熊本地震よりも特にこういった所の被害が大きい。更に水道、電気、ガスも止まってこの酷暑…被災地の過酷な状況が一日でも早く和らぐ事を祈るしか出来ない無力さを、この数日感じてます。この上、まだハッキリはしないけど来週末台風が九州に接近する可能性があるとの事で、接近せず離れていって欲しいです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4947e2dfaf7001684f5b8dac1dc836a305cd0544,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]