23日、医労連の調査で、令和2年以降に妊娠した働く女性1664人のうち、看護師の流産率が27.9%と職業別で最も高いことが判明した。栃木県の三次救急病院で働いた31歳女性は、妊娠10週でも月4回の夜勤や残業を免除されず、出血後も早退できず流産。退職後も2度目の妊娠で妊娠20週の人工流産を経験した。

これは「本人の我慢が足りない」話ではなく、命を守る職場が働く人の命を削っているという異常事態だ。妊婦の夜勤免除をわがままと感じさせる空気、出血しても帰れない人員配置、流産後すぐ復職せざるを得ない現場は、献身ではなく構造的な搾取である。本質は、医療・介護・保育を“善意と根性”で回してきた制度の怠慢にある。必要なのは第一に、妊娠判明時点で夜勤・重労働・長時間勤務を原則免除する明文化。第二に、代替要員を確保するための公的補助と配置基準の見直し。
第三に、上司への妊産婦保護研修と違反時の通報・罰則制度。さらに流産後の休暇と心のケアも義務化すべきだ。患者の命は大切、だからこそ看護師の命も同じ重さで扱われなければならない。犠牲を美談にする職場に、命を預ける資格はない。
ネットからのコメント
1、どんなに仕事が忙しくても、言ってもいいことと悪いことがあります。流産された方の心身の痛みを考えたら、そんな言葉が出るなんて信じられません。「相手の立場になって考える」という当たり前の優しさが欠けている状況は本当に悲しいです。命を扱う現場だからこそ、そこで働く人の命や人生にも優しい世の中であってほしいと強く願います。
2、病院勤務です。仕事の休みは認めてもらえますがシフト交代は自分でやらなければなりません。代わりに仕事をお願いする方も引き継ぎで「え〜、、こんなにあるの、、?」といわんばかりの態度で休むのを躊躇してしまいます。すみません、すみませんと頭を下げてばかりで嫌な気持ちになるならもう少しやってから帰ろうなどと思ってしまいます。妊娠子育てだけに限らず色々な背景や生活を抱えている人がいると思うので相互理解がもっと広がり仕事と生活の両方を続けられる環境が今以上に整うと良いなと思います
3、夜勤専門の看護師とかいてもいいと思うんだけど。体内時計のリズムは人によって明確に差があって、早起きが得意な人も夜更かしが得意な人もいる。そういう人たちをまとめて同じ扱いにするのではなく、夜型の人は夜勤だけ、朝方の人は日勤だけとかできれば、全体の負担が大きく減るんじゃないのかな。今は体内時計も測定できる時代なんだから、もっと柔軟な働き方ができるようになればいいのに。あと急に穴が開いた時用の看護師の派遣業とかをもっと柔軟にできるようにしてほしい。
4、看護師ですが、7週くらいで流産しました。夜勤中違和感を感じながら普通に働いていて、その後成長が止まっていて流産になりました。看護師はデータでも流産率や切迫流産が多いのは明確にわかっています。夜勤があり生活が不規則なので、不妊治療している率も高いです。重労働なのに給料も安い。看護師の働く環境についてもっと改善してほしい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b0437898b904d65e55914a7f6bb5080012157a2c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]