JR東日本は、千葉県君津市の久留里線久留里―上総亀山間(9.6キロ)を廃線にする方針を示した。これに伴い、JR東は代替バス運行計画案を発表し、地元住民への説明会が31日に開かれた。運行本数は現行の8.5往復から1日13往復へ増便され、費用はJR東が負担するという。説明会には約35人が参加し、住民からはバス運行の信頼性や、JR東全体が黒字にもかかわらず廃線を決定した理由に関する疑問が寄せられた。
市とJR東は、亀山やすらぎ館を起点に4系統のバスを設定し、病院やスーパーへのアクセスや通学の利便性を重視した。
このニュースでは、公共交通の存続に関わる問題が浮き彫りになっています。廃線の決定に伴い、代替案としてバス運行が示されているものの、住民は信頼性や合理性に疑問を抱いています。
現状の交通機関の計画を検討する中で、住民の生活や利便性が十分に考慮されていないように感じられます。特に、JR東日本が黒字を計上しているにもかかわらず、地方の交通路を廃止するという決定は、経済的な合理性に欠けるように思えます。地元住民の声を反映し、地域に必要な公共交通を維持するべきです。
まず、廃線決定を見直し、運行本数やルートを改善することで、地域住民の移動手段の確保を最優先にするべきです。次に、地域交通の運営を地方自治体に委譲し、地域に根ざした運営体制を築くことが解決策の一つです。最後に、公共交通を利用するためのインセンティブを提供し、住民がバスを積極的に利用するよう促す必要があります。
公共交通が経済的合理性の名の下に削減される一方で、地域社会の命運が危ぶまれるような事態が続くのは、全く納得できません。
ネットからのコメント
1、法律で縛られているとはいえ、JRは民間企業。ならば赤字分は利用者側、ぶっちゃけ沿線自治体が負担すべきかと。JRがわざわざ費用負担してバスを運行するって言ってくれてるのに、本数増やせとかよく言うよね。ついでに言うと、全体で黒字だから赤字のこっちに費用回せとか、まーずーずーしーにも程があるな千葉県民(の一部)そもそも黒字を担っているところの施設充実なり、利便性を向上させるのが資本主義の本質であって、そっち削ってこっち回せとか、まー、人間性がアレっぽい。本来なら、最大限に譲歩した社会的責任を果たそうとしているJRに五体投地で感謝するべきかと。
2、会場は久留里駅前らしいんですが、この参加者さん達はちゃんと鉄道で来てるかな?まさか普段は鉄道に乗らず車移動なのに文句を言ってないよな?使われてる路線なら廃止とは言われません。それが全て。鉄道より本数が増えた代行バスがあるのならば御の字な気がします。
3、「JR東全体では黒字なのに、なぜ廃線にするのか」逆に聞きたい「人が利用してないのに、なぜ鉄道として維持する必要があるのか」と。全体で赤字にでもなったらそれこそ継続的に鉄道運営を日常的に夜間作業も含めた24時間365日行うことなんかできませんけど。
4、この説明会に久留里線(もしくは他の鉄道路線)で出席したのは35人中何人でしょうか。会社が黒字だ赤字だと言う論点はナンセンスです。バス会社は全国的にほぼ赤字なのをご存知無いみたいですね。久留里線単体は赤字だと言う事実が現実です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/75baed7af44ebbf16a0ce6467da811848ed87fd6,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]