米国のキャロライン・レビット大統領報道官は、記者会見で15日に予定されている米露首脳会談の開催地をアラスカ州アンカレジと発表した。会談場所には米軍のエルメンドルフ・リチャードソン統合基地が選ばれており、ロシアの指導者が米軍基地を訪問することは異例。トランプ米大統領とプーチン露大統領の対話は、ウクライナでの戦闘終結を主要な議題として行われる。
協議は通訳を交えた「1対1」の形式が計画されており、米国のルビオ国務長官とロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は電話で、会談成功に向け協力することを確認した。
この首脳会談は、地政学的な緊張緩和と国際平和に向けた重要な一歩を示しています。しかし、米国にとってロシアの指導者を軍事基地に招くことは異例であり、地域や国際社会に対する不安や疑念を引き起こしかねません。この会談の設定自体が示唆するように、両国間の対話は必要ですが、軍事施設での開催は象徴的でもあり、意図を明確にする必要があります。会談の成功に向けての動きは重要ですが、具体的な平和構築の手段が求められます。1対1の会話は真摯な対話を促す可能性がある反面、透明性の欠如による誤解のリスクも伴います。緊張を解消しつつ、新たな紛争を避けるための慎重さが必要でしょう。
多国間の協力を強化し、国際的な安全保障と信頼の構築に向けた行動が求められます。
ネットからのコメント
1、プーチンは国際手配されているけど、米国は規定締結国ではないので逮捕されない。安心したところで腹を割って話そうとしたいところだが、プーチンとトランプがウクライナを挟んで何の取り引きをするのだろうか。トランプ自身に都合がよいことを考えれば、プーチンの侵略戦争を停めることに限られる。ロシアにウクライナ広範囲の領土割譲などの譲歩することなく、停戦に漕ぎ着けてもらいたいものである。
2、ここ数日のロシア軍の占領地拡大率は2024年以降最大だという。ゼレンスキー大統領の言う通り、ロシア軍は前線突破の為の戦力移動をしており、全く停戦の動きをしていない。停戦交渉条件にウクライナ軍が要塞化したドンバス地域の譲渡を求め、無防備化した後方のウクライナ地域を一気に奪い取り、併合化するつもりなのは余りにも明らかだ。停戦さえすれば後はどうでも良いと考える自称平和主義者達に耳を傾けず、本当の意味で平和が守られるよう、ロシアの要求には絶対に答えてはならない。
3、会談がアンカレッジになったのは地理的理由だろう。ワシントンからもモスクワからも6時間程度で行けるので両首脳とも負担は小さいはず。始まる前からいろいろと憶測があるが両首脳が直接対面するからには事前の打ち合わせがかなりできているはず。建前をあれこれ言ったり会談の失敗を予測するのは勝手だが今はただウロ両軍の兵士やウクライナの民間人のこれ以上の犠牲を防ぐためとにかく戦闘停止実現を期待したい。現実としてこの両首脳しか戦いを止めることはできないのだから期待を込めて会談の結果を待ちたい。
4、ウクライナとロシアの戦争はどこかが仲裁しないと終結しないと思うが、それを一国の代表であるトランプがしゃしゃり出てくることに違和感を感じる。しかもロシアに大きく寄った仲裁案で進めようとしている。国際機関が公平な立場で仲裁すべきでは。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/94c9cc881c2f05953616caa2544e2de47b7cb218,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]