午前5時半ごろ、愛知県西尾市桜町の名鉄西尾線の踏切で、シニアカーに乗った80代くらいの男性と列車が衝突した。男性は病院へ搬送されたが意識不明の重体。乗客・乗員約60人にけがはなかった。西尾駅―新安城駅間は運転を見合わせたが、午前6時58分に再開した。

高齢者が利用するシニアカーと列車が衝突し、命に関わる事態になる現状は看過できない。踏切は一瞬の判断ミスが重大事故につながる場所であり、利用者の注意だけに責任を押し付けるのは不十分だ。問題の本質は、高齢化が進む社会で移動手段を必要とする人を守る仕組みが追いついていないことにある。対策として、①踏切の段差解消や検知システムの強化、②高齢者向けの安全講習と利用支援、③危険箇所の点検と改善を継続的に行う体制づくりが必要だ。便利さを享受する社会なら、弱い立場の人が安心して移動できる環境を整える責任がある。
事故後に嘆くだけの社会ではなく、命を守る仕組みを先に作る社会こそ成熟した社会だ。安全を個人の努力だけに委ねる時代は終わらせなければならない。技術と制度で防げる危険を放置することこそ、社会全体が向き合うべき課題である。
ネットからのコメント
1、大事なのは侵入して事故するまでの流れだと思う。侵入して溝にタイヤがハマって動けなくなったのか、はたまた警報音が鳴り始めてから無理に侵入して出れなくなって轢かれたのか。街中でシニアカーな横柄な運転もたまに見かけるし、気軽に乗れるし利便性もあるけど交通ルール無視の無法地帯と化してる面もあるため、後者であるなら何かしら行政として動くべきだと思います。
2、シニアカーは免許が不要で手軽に乗れる一方で、年齢とともに視力、聴力、そしてとっさの判断力が低下する中で運転することの怖さを改めて痛感させられます。踏切の遮断機や警報器に気づくのが遅れたり、万が一立ち往生してしまった際に関係者や周囲に助けを求めるのが難しかったりと、高齢者が一人で移動する際の危険性は想像以上です。
本人の意思だけでなく、家族や周囲が年齢に応じた移動手段の変化や、安全確保について真剣に向き合わなければならない時期にきていると感じます。
3、シニアカーって歩行者扱いで、歩道を走る車両なのに堂々と車道を走る高齢者が近所にいた。ウインカー点滅させて、ものすごくゆっくり右折レーンに周りを気にせずに入ってきた。危ないなんてものじゃなかった。運転する高齢者が、先ず規則(交通ルール)を守って運転して欲しい。
4、シニアカーって思っているほど普及していないのはやっぱり乗りにくいからなのだと思うのよね。で、それでも乗る人は、申し訳ない言い方なのだけど、歩かなくても済むという利便を取っているのだと思うのよね。シニアだから優先だと思っているのか、危ない運転をする方も少ないように思う。公道で使うんだから免許制にしたらどうかな・・・と思うんだよね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9eadde7fc57f9844346054e24feee57c404679e0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]