報道では、現在の日本球界が直面する問題が指摘されています。特にシーズンオフには選手の契約金額が大きく取り沙汰され、その報道により多くの日本人選手がメジャーリーグを目指すようになっていますが、金額が真の価値を反映しているかには疑問が呈されています。また、減俸後の税金負担の問題や、コミッショナーがメジャー移籍を推奨していることへの批判が述べられています。

記事では、かつての大リーグと現在の状況が異なり、特に中南米系選手の増加によりレベルが低下しているといった見解が示されています。日本球界の強みをもっとアピールすべきとし、人工芝の問題や新選手の発言に対する批判も行われています。最後に、責任意識の欠如や若年層の問題についても言及されています。

この内容に対してコメントを作成します。

野球界における契約金報道は、選手の本質や価値を見誤る要因となっています。特に金銭面だけがクローズアップされ、選手の技術や人間性が軽視される現状は異常です。現行の契約システムの欠陥として、給与調整が税金負担の実情を反映していないことが挙げられます。これに対応するためには、第一に契約金に基づく公平な税金制度の見直しが急務です。次に、選手への金融教育を充実させ、適切な知識を提供することが求められます。

また、日本球界自体が持つ歴史的価値や独自性を強化し、選手がメジャーを唯一の目標としない風潮を養うことです。これにより、金銭至上主義からの脱却を図れるでしょう。メジャーリーグを崇拝する姿勢を改め、日本の野球の本質的な価値や美学を再認識することが、今後の発展への鍵となります。

ネットからのコメント

1、廣岡氏のコラムは経験者ならではの洞察があって興味深いが、論旨の組み立てには課題があるのではと思う。具体的には①「何が問題か」（メジャー志向、新人の発言、人工芝など）が複数散在していて焦点が定まらない②「なぜそれが問題か」の根拠（データや具体例）が示されていない③「どうすべきか」の提言が「日本球界の良さを訴えろ」と抽象的なままという三段階がそれぞれ曖昧なまま、感情的なトーンで結ばれている。読者としては「で、日本球界の良さって具体的に何？」「中南米系選手の増加でレベルが落ちたという根拠は？」という疑問が残る。主張には共感できる部分もあるが、検証材料がないと議論が深まらないのではと感じてる。

2、確かに広岡さんの言う通り、日本のプロ野球のコミッショナーは日本のプロ野球の事を第一に考えるべきで、ポスティングでメジャーに行く選手の成功を願うより、NPBからメジャーに行く選手が多いことを憂うべきである。

日本のマスコミが大谷選手の報道一辺倒であることに苦言を呈するべきだと思う。コミッショナーを含め日本のプロ野球関係者が現状のままだと、何時まで経ってもNPBは大リーグ要請組織になってしまうよね。

3、今の野球界に廣岡さんのチクリはやはり必要だなと思った。MLBも面白いが　NPBも面白い。MLBは同一リーグでも　同じ相手と数多くは試合しないが　NPBは同じリーグだと25試合もする　そこにプロの洞察力や技術の向上　緻密さの向上があるように思う。シーズン前半に種まいておいて　シーズン後半の肝心な場面で　意表を突いた作戦ができるのもNPBの面白さでしょう。まあ　MLBもNPBも高校野球も大学野球もそれぞれの背景があって面白いですね。

4、やっぱり廣岡さんは野球が大好きなんですね。特に日本プロ野球に対する愛情がハンパないです。MLBに行くことは、実際には「アメリカで野球をやる」ってだけなのですが、感覚的に「MLBだけが世界レベルの野球」って感じになっていて廣岡さんはソレが気に入らないのでしょう…WBCでは日本が優勝しているのにナンなんだ、と。

まあ爺様の戯言と言っちゃえばそうなのでしょうけど、「どうせ野球やるならNPBでプレーしたい」と、世界中の野球選手から思われるようなプロ野球になったら確かに素敵なことだと思いますね。