10月19日の東京債券市場で、新発10年物国債の流通利回りが約19年7カ月ぶりに一時2%台に達しました。この背景には、日銀の利上げ継続への期待や、高市政権下での財政悪化に対する懸念があります。日銀は政策金利を現行の0.5%から0.75%に引き上げ、来年も利上げが続くと市場は予測しています。バブル経済崩壊以降、低水準が定着していた長期金利は、24年にマイナス金利政策解除後、上昇に転じました。
高市政権の拡張的財政政策により、金利上昇圧力が続いています。

日銀による政策金利の引き上げと高市政権の拡張的財政政策は、どちらも日本の金融市場に大きな影響を与えています。極端な低金利からの脱却を進めることは、経済の正常化に向けた必要な措置とも言えます。しかし、その一方で、国債の需給に悪影響を及ぼしている現状は無視できません。制度的な欠陥が顕在化しています。日本が安定した経済成長を望むのであれば、まず、国債発行の持続可能性を考慮した財政計画を策定すべきです。また、日銀は市場に対して明確なコミュニケーションを行い、予測可能性を高めることで不安を緩和すべきです。加えて、財政支出の効率的な配分を通じて、実体経済の強化にも力を入れる必要があります。日本の金融政策と財政政策の融合が求められるこの時期、経済の根幹に対する深い洞察と大局的な視点が欠かせません。
ネットからのコメント
1、警告しておきます。今の経済環境から、どうしても住まいの欲しい人が50年ローンを組むケースを見かけるようになりましたが、相当慎重に判断したほうが良いです。できれば回避した方が良いです。特に、地方や田舎の一戸建てとか、ローンの後半の返済が大変になるだけでなく、あまりにも流動性が悪く、価格がつかない可能性もあります。しかも、ローン後半に住宅の修繕とか、思った以上のコストがかかります。例えば、30歳でローン組んだとして、80歳で返済完了とか、会社員が終わった残りの15年はどうするのかという問題もあります。そもそも、夫婦が仲良く残り50年一緒にやっていける保証なんてもありません。
2、そもそも日本の金利が安すぎる。今の円安だって、下がり初めの頃は日本経済ガーと騒いでたしね。マスコミや自称有識者の大騒ぎってのは、結局オオカミ少年レベルなんだよ。国債の長期金利にしたって、上がったら上がったなりのメリットデメリットがあるという話でしかない。むしろ、市場を無視したゼロ金利政策の方が異常だった。
3、住宅ローンの変動金利も着実に上がってきているから、ローン破綻の方が増えて来ますね。ローン返済ギリギリで生活されている方は気が気では無いかもしれませんね。これからお家を買う方も住宅ローン金利も、固定変動どちらも増えて行く傾向にあるので、住宅取得が困難になりますね。給料上がって可処分所得が増えるようでなければ労働収入一本を宛にしている家庭にはジワジワ苦しい家計になっていきそうですね。
4、為替や国債の市場は今回の利上げは完全に折り込み済みになっている。為替も、次の利上げを求めて、利上げをしても円安になっている。日銀の利上げはインフレ率に比べて余りにも遅いと市場は判断をされて、高市政権の赤字国債での積極財政も加わり、円安に拍車を掛けている。来年当初には160円前後になり、来年1月の利上げを市場は求めて、利上げをしなければ、165円を目指すと言える。今回の利上げは株市場を優先に、日銀が、余りにも利上げに言及をしたので、折り込み済みになり、利上げをしても円安になる異常現象になっている。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/874b6c978168d12c9ad8e301b96715e8c96d237e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]