エナジック高等学院野球部の男性監督(70)が、選抜高校野球大会で暴言・体罰を行ったとして、謹慎1年の処分を受けました。日本学生野球協会が11月19日にオンライン会見で発表した内容によれば、監督は部員に対する「不適切な指導」を行い、報告義務にも違反していたとのことです。処分は今年11月13日から始まります。エナジックスポーツ高等学院は、2022年に創部され春の甲子園でベスト16入り、夏の甲子園の沖縄大会では2024年と2025年に連続で準優勝しています。
また、沖縄県高野連からの報告を受けた日本高野連が詳細を調査し、処分申請を行い、日本学生野球協会が審査室会議を開いて決定しました。

監督による暴言と体罰事件はスポーツ界において看過できない深刻な問題です。教育者としての責務を果たさずに部員を危険にさらす行為は、野球部全体の信頼を損なうだけでなく、スポーツ精神の本質をも侵害するものです。このような不適切な指導がなぜ続くのか、教育、指導体制の欠陥を指摘するべきです。まず、監督の指導方法の透明性を確保するための定期的な監査を導入、また監督自身のメンタルヘルスや教育方針の研修を定期的に行うことが求められます。さらに、選手からの匿名報告制度の導入によって、部員が安心して不適切な指導を報告できる環境を整える必要があります。これらの対策によって、教育者としての意識を高め、スポーツ界全体が健康的な指導環境を取り戻すことができるでしょう。
ネットからのコメント
1、暴力や暴言で野球を辞めた方は相当数いると思う。2000年代に中学生だったが、当時の部活ですら人前での体罰をする指導者は少なくなかったし、パワハラも当たり前だった。私は吹奏楽部で夏場でも冷房の効いた部屋で練習できたが、炎天下でろくに給水もせず、暴言を浴びながらランニングをさせられる野球部の同級生をみて本当に可哀想だと感じていた。プロの監督や指導者ですら、体罰容認だったなら、アマチュアは言うまでもないし、野球を始めたことで嫌な思いをしたり、野球自体を嫌いになってしまうのは本当に不幸だと思う。
2、私学助成を見直すべき。野球だけ、サッカーだけ、こういう学校が多すぎる。エナジックは野球だけの学校の様だし、各種専修学校扱いで良いのでは?他にもその様な学校が多く、それらも各種専修学校扱いで良いと思うし、助成金も打ち切るべきだ。
3、同じ過ちを繰り返さないためにも何が不適切な指導なのかを具体的に記載するべきだと思う、同様の指導をしている監督もいると思うので。ただ、年齢的にも適切な指導とはどんなものなのかが分かっている様で分かっていないのだと考える。
一年謹慎させる以前に引退させるべきではないのかな?昭和の監督では分かり得ない事なのだと思われる。
4、ある意味野球の専門学校みたいなもん。にもかかわらずそんな指導したらあかん。優勝目指すのは良いことだが、その前にもう少し学校のアイデンティティを指導者含めて校内でコンセンサスを図るべき。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/30fd8684260de8349332ee66a3105a80bb8081af,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]