学校法人「開新学園」で事務職員だった女性が、約2億3900万円の横領を行った疑いがある事件が明らかにされた。期間は2008年7月から2023年2月までの約15年間。この間、女性は経理業務をほぼ一人で担当しており、少なくとも82回にわたって職員退職金などの管理口座から計3億8700万円を引き出していた。このうち帳簿と通帳の照合結果では約2億3900万円の不明金が発生した。女性は第三者による関与を主張したが証拠はなく、調査では不正の多くが女性の私的流用や知人への提供である可能性が高いとされた。横領が長期にわたり発覚しなかった背景には、通帳や会計システム管理の集中化、監査の不十分さがある。

この事件は明らかに制度の欠陥と管理のずさんさが招いたものであり、学校法人としての信頼に対する重大な裏切りです。経理業務を一人に集中させた運営体制は、長期にわたる横領を許す土壌を作りました。
また帳簿と通帳の照合作業の不徹底、監査体制の緩さは組織全体のガバナンスの欠如を露呈しています。問題の本質は、内部監査や権限分配が組織機能として正常に設計されていなかった点にあります。
具体的な解決策として以下を提案します。第一に、経理業務を複数者で監視する仕組みを導入すること。第二に、会計システムのデジタル化を徹底し、透明性を確保すること。第三に、第三者監査を定期的に実施し、内部監査だけでは防ぎきれない不正を早期発見する体制を構築することです。
学校法人の財務管理は、公共の信頼に直結しています。教育機関としての責任を果たし、二度とこのような事態が発生しないよう改善を求められるべきです。腐敗を放置すれば、未来を育む場所が破壊されかねないことを忘れてはいけません。
ネットからのコメント
1、会計を特定の女性に長年任せきりのところがあるのですね。昔ながらのやり方ですね。一昔前は女性は悪事を働かないし、文句も言わず黙って単純業務をこなしてくれるから、長年会計を任せきりというのがあったけど、今だにあるとは。
今は良いことも悪いことも男女平等。組織や制度は性悪説で構築しないと。
2、公立の高校はほんとに爪に火をともすような節約をしてボロボロの校舎でもなんとか少しでも質の高い教育をと頑張っているのに数億も横領されても気づかないようなお財布あるのは羨ましいことですね公立高校の無償化は賛成ですが、私立まで無償化する必要はあるのでしょうか?
3、複数の口座管理を一括して任せるからこのような事件が発生する。会計監査は法人に係る複数の口座を横並びにして同時に見比べれば即座に発見できたものを、会計ごとの帳尻が監査の瞬間だけ合っていれば良いとするやり方では、甘いとしか言いようがない。複数の口座間で頻繁な資金の移動にようやく気がついての発見だろうが、今後の動機の解明や横領した資金の使い道を調べれば、学園の理事長や理事へ事件が波及していくだろう。学校法人の監査のあり方について議論が深まるべきだ。
4、「実質的に経理を1人で担当していた」過去に発生した横領事件の多くで同様の状況だったのに最近までこの環境を放置していたってことか。
生徒には不幸なことだがこういった杜撰な経営をする学校法人はどんどん廃止したほうが良い。また、授業料無償はこういったことがあるとやはり私立高は対象外にするほうが良いと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0b4cc71993f16d1138e17b1c3de8254d6a20b2d7,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]