政府は2026年産米の作柄を確認した上で、8月末にも備蓄米の買い戻し時期や数量を判断する方針を示した。6月末時点の民間在庫は243万トンと過去最大規模に達し、2027年にはさらに増える可能性も指摘されている。島根県の丸山達也知事は7月29日の会見で、国の対応について「極めて残念、日本中の農家が落胆している」と批判した。備蓄回復は食料安全保障上必要だが、問題は実施時期であり、新米価格形成前の政策判断が求められている。
政府の米政策は、またしても現場感覚とのズレを露呈した。備蓄米の買い戻しは単なる在庫調整ではなく、農家、市場、消費者に将来の見通しを示す重要な政策である。それにもかかわらず、価格形成が始まる直前の重要な時期に明確な方針を示せず、農家の不安を拡大させた責任は重い。問題の本質は、需給変化を予測しながら迅速に動けない制度運営にある。昨年の大量放出や増産による在庫増加も含め、場当たり的な対応が市場の混乱を招いている。必要なのは、第一に需給データを基にした早期判断の仕組み作り、第二に農家へ安定した情報を届ける透明な政策発信、第三に在庫調整と生産計画を連動させる長期的な米政策の構築である。
食料安全保障を掲げながら現場を後回しにする政策では信頼は失われる。守るべきなのは数字だけではなく、国の食を支える人々の生活である。
ネットからのコメント
1、備蓄米買い戻しは今年はしなくてもいい。政府が備蓄していなくても、民間業者やJAが十分な在庫を持っている。その倉庫の在庫が少なくなってからでも十分です。備蓄米買い戻しの財源は税金なのだから、政府が高値で備蓄米買い戻しをするべきでは無い。今の業者の在庫が捌けて、価格が下がってから買い戻しをお願いしたい。
2、備蓄米を買い戻ししても何の解決にもならないでしょう、消費者は米の価格が高騰したので米離れが進んで米以外の物を食べる様になったので米な値段を下げるか流通量を減らすかのどちらかですが、備蓄米の買い戻しで流通量は減るでしょうが値段は上げられないですよ、値段を上げて米離れが進んだので価格が上がれば米離れがが進むだけです。突然倍以上になる米を買わない人多いでしょう、1番の失敗は米の値段が上がった時に放置した事でしょう。米以外にも食べる物あるし米離れは仕方ないかな。
3、備蓄米の買い戻しは、米価を高く維持するためではなく、政府備蓄を適正水準へ戻すと同時に急激な価格変動を和らげるための政策である。⇒このエキスパートの方のコメントを見ると、決して消費者側でも農家側でもなく、値段を吊り上げたJAや流通業者側としての見解ですね。記事の内容を見ると「米価を高く維持するためではなく」と書いてあるが、「急激な価格変動を和らげるための政策=実質高値維持」なので、言っていることに矛盾。急激に価格が高くなった時にも同じことを言っていたのか?米が急騰した時に「米の価格は市場が決める」と言っていた大臣と同じレベル。米が余って価格が下がるのは市場が決めることなので仕方がない。備蓄米は26年産の価格が判明して価格が問題ないとわかってから買えばよい。ただし農家の方が困らないような政策は実施して欲しい。米の価格を吊り上げて高利をむさぼったJAや流通業者は助ける必要はない。
4、日本人の主食がこれだけ高騰しても物価高最優先と言うが高市政権は何ら対策も打たず鈴木農水大臣は価格はマーケットが決めると国民の不満にも応じなかった 消費者の反感を買い米離れを招いてしまった 農家が今の米の価格では米作りが続けられないと言うのであれば止めたら良い 我々消費者も主食として買えないのであれば主食を変えれば良いだけである
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/8cf0f0111997218324b82b3c5b418863c7e2251a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]