オーストラリア沖のグレートバリアリーフで、アマチュア科学者の母娘が世界最大規模のサンゴ群体を発見しました。この群体は長さ111メートル、面積は約3973平方メートルに及び、サッカー場に匹敵する大きさです。その位置は潮流が強く熱帯低気圧の影響が少ない環境にありましたが、正確な場所は保護の観点から非公表。専門家によれば、記録的な海水温上昇に伴う白化現象がグレートバリアリーフや世界のサンゴに深刻な影響を与えており、生態系の危機は拡大しています。この発見はサンゴ保護や環境研究にとって重要な意義を持つと評価されています。

現在進行中の環境危機である海洋サンゴ礁の白化現象は、地球規模の問題として見過ごせない現実です。グレートバリアリーフが直面するこの現状は、地球環境の健康状態に直結しており、サンゴの大量白化が生態系全体を揺るがす深刻な影響を与えています。
地球温暖化に伴う海水温の上昇こそがこの危機の主因であり、この背景には政府や産業界の怠慢が目立っています。
まず、気候変動対策の即時強化が必要です。具体的には、海洋保護区の拡大、温室効果ガス排出削減目標の引き上げ、そして地球規模での海洋モニタリング体制の整備。さらに、環境教育を充実させることで、一般市民の意識と行動を改善する重要性があります。科学研究への支援も拡充し、解決方法を模索する姿勢を示さねばなりません。
これを怠れば、美しいサンゴ礁や多様な海洋生物が失われる危機は加速するばかりです。地球規模での持続可能性と直結するこの課題に対処することこそ、未来世代への責任であり、価値観の転換を迫るべき時です。
ネットからのコメント
1、潮流が強い場所、という事は、絶えず海水が速く強く流れていて海水温も高くなりにくい、という事ですね。普通こうした場所は、サンゴの卵も流されてしまって定着しにくいと思われるが、サンゴの方で生き残りを賭けて進化したのか、定着しにくい場所に強い種類が時間をかけて増えていったのか。
日本の沖縄では、サンゴ養殖家の金城浩二さんが白化に強いサンゴを発見し、養殖して海に戻し定着させる活動をされています。この方も、大学教授とか研究職でもないアマチュアですが、世界で初めてサンゴの養殖に成功したり、白化に強いスーパーサンゴの発見など、すごい方ですよ。もっとも、スーパーサンゴでないといずれ生き残れない環境になってしまったり、記事のように珊瑚礁の生息地が将来的にごっそり移動してしまうような未来は、望ましいとは言えないですが…
2、発見された世界最大級のサンゴの正確な場所が「意図しない影響のリスクを減らす」目的から非公表とされているという事で安心しました。以前は中国の漁船が日本のサンゴを荒らしまくっていた時期がありましたし、最近では中国の漁船が南米沖にまで進出して海産資源を取りまくっているという話もありますからね。そしてグレートバリアリーフのサンゴも海水温の上昇の影響が深刻です。一方で日本では東京湾でもサンゴが見られるようになってきたようですが。
3、珊瑚と言うと植物だと思っている人が多いですが、実はクラゲの仲間で「動物」なんですよね。
しかも、最近の研究だと珊瑚は睡眠をするとまで言われています。私も物理の市民学者をしていますが、1市民が世界的な発見をしたのも凄いと思います。また機会があればグレートバリアリーフに行ってみたいです。
4、場所が明確にならなくて良かったです。日本海のサンゴは中国船がごっそり根こそぎ採取してゆきましたので。まあ、今頃はきっと検討つけて探していると思います。南米沖でも中国漁船が大挙して押し寄せてそれはもう稚魚から何から何まで網ですくって行くらしいです。困ったものです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/35bb98fcfb245ae734588a0cca889adad75265cf,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]