イランとアメリカの間で緊張が高まる中、19日、イランの国営通信(IRNA)は米国との再協議を拒否すると報じました。米国代表団は20日にパキスタンのイスラマバードで協議を行う予定でしたが、原油輸送の要衝であるホルムズ海峡周辺での米軍の「逆封鎖」、および協議における「過剰な要求」を理由にイランが拒否。これに対し、トランプ大統領は同協議に応じない場合、イラン国内の発電所や橋梁を破壊する可能性を示唆。両国間で停戦合意の期限が迫る21日(日本時間22日)を前に、地域の安定と安全保障への懸念が一段と高まりつつあります。

アメリカとイラン間で再燃する対立の根底には、力の対比を誇示し合う非建設的な態度が横たわっています。米国によるホルムズ海峡での逆封鎖はイランの輸出経済に直接的な打撃を与えており、外交の場で交渉の余地すらも奪われています。
他方、イラン側が再協議を拒否する理由には、特定地域でのパワーバランスが完全に歪められていることが見え隠れしています。
このような対立がエスカレートし続けることの先にあるものは、地域のさらなる混乱と、現地住民への暴力的な影響です。解決に向けて提案したいのは以下の3点です:
まず、国際社会はイラン・米国双方への圧力を強化し、即時的な対話を推進すべきです。次に、ホルムズ海峡での軍事的行動を停止し、輸送の自由を保障するための第三国または国連による監視体制を確立するべきです。そして、停戦期限の延長を条件に、協議内容を透明化し、合意に向けた現実的な枠組みを議論すべきです。
このような状況で武力をちらつかせる脅迫的手法は一時的な押さえ込みにしかならず、むしろ意図しないさらなる破壊を生むかもしれません。力の威嚇ではなく、協調と信頼を取り戻すための献身的な働きこそが、この混迷する現状を乗り越える鍵となるでしょう。
ネットからのコメント
1、イランの再協議拒否が事実であれば、確かに話し合いなど意味がないだろう。トランプは、イランが妥協できるはずのない要求をし、軍事力を背景に、あらゆる物を破壊するとまで脅しをかけている。
トランプの支配する闇落ちした米国との合意は最初から考えられない。イランは、あらゆる方法を用い、トランプ一人に批判を浴びせ、再協議と停戦の条件をトランプの解任にのみ絞るのが効果的かもしれない。トランプが終われば、イスラエルに武器供与はされなくなり、イスラエル単独では通用しなくなり、他の国々と連携をし、イスラエルに圧力をかければ、脅威は取り除かれると思う。トランプが大統領である限り、イランに平和や安定が訪れるとは考えられない。
2、議会の承認を得ていない戦争は60日以内に終わらせなければならない、という60日ルールは4月末で切れる。例外的に30日の延長が認められるので、どうあがいても5月末だ。無法者のトランプのことだからどうなるか分からないが、このままいけば3回目の弾劾となるだろう。過去2回以上弾劾された大統領はいない(1回は数人いる)ので、トランプは不名誉な大統領として歴史に名を刻むことになりそうだ。
3、イラン側はあくまでフェアな条件の元での交渉をもとめている。つまりイランがホルムズ海峡封鎖を一般商船に対して一時的に解除するなら、アメリカもホルムズ海峡入り口でのイラン商船に対する封鎖(拿捕や臨検など)を一時的に解除する必要がある。
アメリカの主張だけ通せば交渉が長引くほど石油価格が下落してアメリカが有利になって、石油輸出や海外製品(食物含む)の輸入が出来ないイランだけが不利になるから当然な事かと。
4、和平合意のポイントは、イランの核濃縮停止期間である。アメリカが20年間停止であるが、イランは最長で5年間であり、乖離が大きい。アメリカのガソリン価格の高騰・支持率低下と中間選挙の敗北予測、トランプ大統領は追い込まれており、早期にイランとの和平交渉を纏めたい。しかし、そのことをイランは分かっているから、容易には妥協しない。もし、アメリカがイランの発電所や橋を攻撃したら最悪の事態になる。イランはホルムズ海峡に機雷を設置する。そうなるとホルムズ海峡は数カ月通行出来なくなる。原油不足になり世界経済は崩壊する。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e8b24c578a030d003509c22d07d5e7b7f6cdf78a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]