高市早苗首相は、ベトナムとオーストラリアを訪問し、経済安全保障分野での連携強化を図りました。2日、ベトナムでの演説では、安倍晋三元首相が提唱した「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」を称賛し、新たな経済安保を中心軸とした構想を打ち出しました。4日には豪州で安倍氏の慰霊碑を訪れ、新たな外交ビジョンを語りつつ、インド太平洋地域の発展を目指す決意を示しました。しかし、米中の動向や自民党内からの批判など、課題も浮き彫りです。

高市首相の今回の外交姿勢には疑問を抱かずにはいられません。安倍元首相への敬意を示すことは無論大切ですが、その影響が強すぎるあまり、政策の実質性が霞んでいるように見える点が問題です。「新たなFOIPの進化」との言葉も具体性が乏しく、具体的な国際支持の取り付けがなされていません。特に米国と中国の動向が不確定な中で、単なる理念の強調に終始する姿勢は、現実の外交課題に直面する力とは言い難いです。
政府の課題としてまず注視すべきは以下の点です:1) FOIPへの具体的な加盟国の支持を得るための行動計画、2) 経済安全保障を重視した国際的な交渉の場の拡充、3) 内政での信頼回復、特に党内の不協和音の解消。これらが欠けている限り、継承という姿勢は形骸化し、外交的な停滞を招くでしょう。
リーダーとしての価値は、過去の栄光を引き継ぐこと以上に、現実的な解決策を提案し実現する力にあります。ただの選挙対策として受け取られれば、長期的な成果への妨げとなるだけです。
ネットからのコメント
1、>安部外交の継承→守っていると思う点。憲法の範囲内で敵基地攻撃能力を保持する政策の継承。敵の領土にミサイルを打ち込むって、誤認もあるし相手から逆に日本の領土が大々的な攻撃対象となる。これに集団的自衛権が加わると、日本は他国の戦争で米国軍を守るために敵基地攻撃を行うことも想定される。どう考えても憲法9条の1項に反し戦争に巻き込まれるか、参画することになる。→守っていないと思う点。安部首相は、高市さんほど中国を目の敵のように敵視していなかった。
中国とも戦略的互恵関係を構築しようとした。一方で高市さんの嫌中スタンスは尋常ではない。中国は日本にとって最大の貿易国。これまでに政権は安部首相時代含め粛々と普通に貿易し行き来していた。高市さんになって手のひら返しのように凍結。外に敵を作って、右翼的アジェンダを推進しようとするのは、この国を歪んだ方向に導き極めて危険。
2、言葉だけはナフサは年を超えて確保したと発信していますが、中東からのタンカーは二月末の戦争から2ヶ月近く来てないですし、代替えルートからも使用量の1日にも満たない100万バレルを確保とか全く数値を示しておらず、全く安心出来ません。それにも関わらず、高市政権の閣僚や高市氏の特使を中東に派遣することも無いのは、非常に疑問としか言いようがありません。安倍氏は米イランの仲介の為にハメネイ氏に接触して外交をしようとしました。イランとの関係も悪く無い日本は中東で果たす役割りもあるでしょうし、原油確保の為に奔走するのが、今出来る何よりの対策ですが、高市政権にはそれすらも期待出来ないのが、実情だと思います。
3、故安倍総理に対して国民の評価はさほど高くはない事を高市首相は認識しなければならない!自身も含め一定の評価はあるが最後は暗殺される闇の部分も持ち合わせていた事を鑑みても、ともすれば高市政権には逆風ともなりかねない諸刃の剣であることを御本人は元より側近の閣僚は助言していかねばならないと考える!
4、なら自由で開かれたインド太平洋で牽制しながらも戦略的互恵関係とし中国とも付かず離れずで上手くやっていたバランス外交も継承しろ。レアメタル輸出規制で3ヶ月で6600億円年間になると2兆6千億円の損失になるという試算が出てる。このまま一部応援団の自尊心を満たすために国益を損なうつもりか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/82a4d8beaa48defab2e4d4ccb8811c4d2df9ace1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]