男子テニスの錦織圭(36)が26日、米ワシントンで会見し、今季限りでの引退決断の経緯を説明した。昨年8月の大会後、股関節手術(2022年1月)からの復帰後も複数の痛みに苦しみ、再び戦う決意を持てなくなったという。2023年6月の復帰後も故障が続いたが、4月に1カ月休養したことで練習への意欲を取り戻し、27日(日本時間28日)に引退表明後初戦へ臨む。

長年トップで戦い続けた選手が、体の限界だけでなく心の疲れとも向き合い、引退という決断を選んだことは簡単に語れるものではない。結果だけを見て「もっと続けてほしかった」と言うのは、本人が抱えた痛みや葛藤を見落としてしまう。大切なのは、勝ち続ける姿だけでなく、自分の人生と向き合う勇気も尊重することだ。けがからの復帰を目指す人の中には、努力しても以前の自分に戻れない苦しさを経験する人も多い。
そうした時に必要なのは無理を責める声ではなく、歩んできた過程を認める視線である。錦織選手が最後の時間を「戦えなかった時間」ではなく「再びテニスを好きになれた時間」として過ごせることを願いたい。

ネットからのコメント
1、トップレベルを維持するためには、怪我からの復帰に向けた過酷なリハビリとモチベーションの維持が不可欠ですが、身体の悲鳴に対してメンタルが限界を迎えたという決断の経緯は非常に納得がいきますし、誰も彼を責められません。世界中の怪物の猛者たちと対等に渡り合い、ツアーで何年もトップを守り続けることがどれほど異常でタフなことだったか。引退を表明したことでプレッシャーから解放され、また良い感覚でラケットを振れているようで何よりです。復帰戦となるワシントンの1回戦から全力で応援します
2、錦織はすぐ故障するとか、すぐ棄権するとかいう意味不明なニワカファンがいたが、とんでもない話だ。
世界のトップ群に長年君臨し、あれだけの強者ら相手に長期に渡って激闘激闘を繰り返して来た。それを36まで続けてきたわけで、まさに鉄人だと私は思う。それでも体中の関節という関節は怪我や疲労が蓄積し悲鳴を上げている。本当にお疲れ様と言いたい。ビッグ4を倒せる日本人がいること、世界ランク4位になったことに腰を抜かした。本当にたくさんの元気をもらった。今季最後までテニスを楽しんでもらいたい。
3、「終わるタイミングでテニスをまた好きになれそうというのは良かった」プロになるっていうのは、大好きだったスポーツやゲームを好きじゃなくなる決断をしなきゃいけないって事なんだろうな。過酷な練習もそうだしケガもそうだし、勝負事なら勝ちにこだわり続けなきゃいけないし。そんな中でその競技をまた好きになれそうっていうのは、相当タフなメンタルだと思う。トッププロは違うな。
4、錦織選手ほど身体を限界まで削って戦い続けてきた選手はなかなかいないですよね。テニス界において生涯獲得賞金が約38億円以上を超えている選手は男子の歴史上でも25人ほどしかいません。
錦織選手はその数少ないトップスターのひとりです。ただ勝つだけでなく世界最高峰のATPツアーで約15年もの間、世界トップ層として賞金を稼ぎ続けられるレベルに居続けたことがどれだけ凄まじいか分かります。満身創痍になるまで日本のテニス界を牽引してくれたことには感謝しかありません。最後のツアーまでしっかり応援したいですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/943a34548cb45700ae9148384e0abb93ae1b889a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]