6月30日、北中米W杯でグループリーグ敗退に終わった韓国代表監督、ホン・ミョンボが辞任を表明した。帰国時には200人以上のファンやユーチューバーが空港に集結し、彼に怒号や罵声を浴びせた。一方、日本では彼がJリーグの柏レイソルなどで築いた足跡や人格者としての評価が根強く、擁護の声が上がっている。韓国国内での批判の背景には、2002年W杯での英雄的イメージとの対比があり、「結果を残せなかった責任」を問う強い姿勢がある。対照的に、日本では個人の人間性を評価する風潮が目立ち、この受け止め方の違いが浮き彫りとなった。
監督としての功績や失敗が厳しく問われるのは当然ですが、それ以前に、批判のあり方について考える必要があります。今回帰国時の怒号や罵詈雑言は、単に個人を攻撃する行為であり、建設的な批判とは言えません。本質的な問題は、責任追及が感情的な発散に流れ、根本的な課題への対処を妨げている点にあります。
制度的には、敗退の原因を冷静かつ客観的に分析するための独立した調査機関の設置や、協会全体での透明性ある報告体制が必要でしょう。
また、指導者や選手が精神的な余裕や次への意欲を持てる環境づくりも急務です。さらに、スポーツにおける「勝敗至上主義」からの脱却を進め、長期的な人材育成や健全なサポート体制の充実に力を入れるべきです。
サッカーは結果だけでなく、人間性や成長を含む総合的なスポーツです。国境を越えて築いた信頼が尊重される日本の反応とは対照的に、今回の韓国での対応は、短期的な感情に流される社会の不健全さを映し出しています。いま必要なのは、感情の吐露ではなく、スポーツを通じて未来を築くための冷静な議論です。
ネットからのコメント
1、監督としての擁護とかでなく、単に人として見た場合、そこまで言われることはないだろうという倫理観から来るものじゃない?外から見てる分には国を揚げての批判というか、もう扱いが犯罪者と変わらないとかちょっと状況が異常過ぎて流石にそれはやり過ぎだと声を上げるのは普通の倫理観を持っていれば当然のことだと思うよ。
2、勝敗や結果がすべてのプロの世界において過去に築いた人と人との信頼関係が国境を越えて機能していることに温かみを感じた思う韓国国内での厳しい批判は代表監督としての結果に対するもので理解はできるけど、かつてJリーグで共に戦い、ピッチ内外で素晴らしい人格を示してくれた洪明甫に対して日本のファンや関係者が今でもリスペクトを持ち続けていることは、サッカーが単なるスポーツ以上の財産を生み出している証拠と思った思う日本の素晴らしい国民性も現れている思う
3、レイソルで現役の時は情熱的で本当にカッコいい選手だった。ミョンボが付けてた背番号20はしばらくレイソルでは特別な番号だったし。良くも悪くも信念がある人なんで、指導者として日本に来ることは拒否してたし、韓国代表への思い入れも人一倍強い感じだったけど、今回でそんな情熱も完全にへし折られてしまっただろうから心配だね。
4、競技は違うが、昔、巨人の堀内監督が成績低迷で辞任した際に小久保選手が「監督のせいにすることも出来ますが、やるのは選手なんです」と話されていた。また、原監督が辞任、高橋由伸さんが現役を引退し監督就任された際にも、坂本選手が「絶対に高橋監督を胴上げしよう」と決起集会を開いたそう。国民性かもしれないが、ここまで叩かれるとなると誰も代表監督などやらなくなると思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/f7885701447911d8560a8a84c999b913c6e14752,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]