高市総理大臣は、報道各社の世論調査で内閣支持率が下落したことについて「原因は分からない」と発言した。ANNの今月の調査では支持率が前月比10.9ポイント減の49.2%となり、政権発足後初めて5割を下回った。一方、「支持しない」は11.8ポイント増の34.8%となった。

支持率低下に対して「原因は分からない」と答える姿勢は、国民の不信をさらに深めかねない。政治は努力量だけで評価されるものではなく、実際に届いた政策の成果や説明責任、国民との認識のずれによって判断されるものだ。睡眠時間を削って働いていること自体は評価されるべきだが、それを理由に理解されない現状を正当化することはできない。
問題の本質は、政権が国民の不満や疑問を的確に把握する仕組みが弱く、支持率の変化を単なる数字として扱っている点にある。改善には、①世論調査の項目を詳細に分析し政策ごとの課題を公開すること、②国民との対話機会を増やし現場の声を直接吸い上げること、③批判的な意見にも正面から説明し修正すべき政策は改める姿勢を示すことが必要だ。
政治家に求められるのは「頑張った」という自己評価ではなく、国民が「変わった」と実感できる結果である。努力を誇る政治より、結果で信頼を勝ち取る政治こそが本当に求められている。
ネットからのコメント
1、本当に何の身に覚えもないのだと思います。なぜなら、高市さんは国民生活になどこれっぽっちも興味がありませんからね。円安も物価高も輸出業や投資家がホクホクであれば何の問題もないと思っているんですから。鶏肉がグラムいくらになったとか、外食産業の倒産がどれだけ増えているとかiPhoneの値上げ幅だとか、全く興味がないし興味を持とうとすらしていない。貧民層に目を向けていたらキリがないと言わんばかりです。それでも、まだこの支持率ですから当分この体制は続くのでしょうね。
2、支持率が下がった原因は、かなりシンプルだと思います。国民が求めている物価高対策や暮らしへの支援よりも、皇室典範改正や副首都など、政権と与党が進めたい政策を優先してきたように見えるからです。どれだけ長く働いたかと、国民が望む仕事をしたかは別の話です。
努力の量を示されても、その向きが暮らしから離れていれば、評価にはつながりません。原因が分からないこと自体が、国民との距離を表しているように感じます。支持率を分析する前に、国民が何に苦しみ、何を急いでほしいと思っているのかを、もう一度見てほしいです。
3、今までの首相なら、その数字が本意であろうとなかろうと多分こう言っただろう。「謙虚に受けとめてまいります」と。ここに今の首相のすべてが表れているように思う。厳粛な数字を認めたくないという気の強さと国民は自分のことが分かってない。自分の強引な国会運営と超積極財政が正しいと。
4、内閣支持率が下落しているのは、高市氏がその理由を分かっていないからではないか。心当たりがないのであれば、直しようがない。高市氏の意向が働いた強行な国会審議。総意なき皇室典範改正。優先順位を見誤った副首都法案の拙速な成立。過去の発信で悲願とした消費減税にリーダーシップを発揮しない姿勢。挙げればきりがない。しかし高市氏が直す気がないのなら、今後もこのスタイルは継続することとなる。
安倍氏は支持率急落に何度が見舞われたが、その度に持ち直してきた。曲がりなりにも側近の進言を受け、可塑的に姿勢を軟化させることができたことで長期政権につながった。高市氏には「こだわり」こそあれども、能力と仲間がおらず孤立化している。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e5083a564a80bd0b1de0fac66aa49e04c49523ea,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]