トランプ米大統領は、7日に米国の国益に反すると見なされる66の国際機関から脱退する宣言に署名しました。これには、35の非国連組織と31の国連機関が含まれます。ホワイトハウスの声明によれば、これらの組織は、急進的な気候政策やグローバル・ガバナンス、米国の主権と経済力に対立するプログラムを推進しているとされています。今回の決定は、米国の全ての国際的な政府間組織や条約を見直した結果であり、資金をより効果的に使うための措置としています。これまでにも、第2次トランプ政権は国連やUNRWA、ユネスコへの資金提供停止、WHOやパリ協定からの脱退を表明しています。

トランプ政権による国際機関の一斉脱退宣言には、強い批判が必要です。米国の国益を守ると称したこの決断は、国際協力の精神や地球規模の問題に対する共同解決の道を閉ざしてしまう危険な動きです。
そもそもの問題の本質は、国際機関が掲げるグローバリズムや気候変動対策が、必ずしも一国の短期的な利益と一致しない場合があるという点です。透明性の欠如や実効性の低さが指摘されることもありますが、これに対する解決策を議論することなく、一方的に離脱することは問題の根本解決には繋がりません。
具体的な解決策としては、第一に、国際機関内での改革を積極的に提案し、米国の意向を反映させること。第二に、異なる意見を建設的に調整し、合意を見出すためのリーダーシップを発揮すること。第三に、国内外での多様なステークホルダーとの協力体制を強化し、より包括的なアプローチを取ることが必要です。このように、脱退という選択が短期的な国内利益を優先するものである一方で、多国間協力は、長期的には国際的信頼や繁栄を倍増させる力を持っています。米国はこの機会を逃さず、持続可能な未来を築く先導役にならなければならないのです。
ネットからのコメント
1、正直に言って近頃の国連の動きとか見ていると、アメリカのこの動きは羨ましいと思う。日本はどう見ても都合の良い財布、かつ何かあった時の標的にされているようにしか見えない。
日本が脱退して滅茶苦茶になっているIWCとかが良い例。ただし、ここまでの大鉈を振るえるのは相応の力を持っているアメリカだからこそで、日本で同じ事をやればたちまち孤立して悲惨なことになる。国際情勢が目まぐるしく変化する中で難しいが、上手くバランスを取ってやっていくしかないだろう。経済の中国依存、安全保障のアメリカ依存は見直して、ある程度自国で対応できる力をつけていくのがこれから一番重要で、急務だと思う。
2、ある程度は日本も見倣うべき事態だと思う。日本も無闇矢鱈と資金援助などが多過ぎである。国連の負担金などもそうだ。理事国にもなれない組織に金を出し過ぎである。日本の利益をもっと真剣に考えて欲しい。資金は有限だ。無限では無い。日本は国債の借金が多いんでしょ?財務省の言い分ならば。ならばこう言う支出を減らすべきで日本の国益を優先し国民に奉仕するのが優先だ。
3、自国の国益優先と表しているが、これがどう奏功するか見てみたい。グローバリズムと表しているが、実際には全く効率的ではない活動や団体は多い。
特に環境問題については顕著であり、電気自動車の推進などは従前から疑問視されてきたことが浮き彫りになっている。グローバリズムを大義として裏に思惑が絡む活動は見直す良い機会となるのではないか。勿論、米国の自国ファーストだけの推進は許されないが、一方で間違ったグローバリズムも見つけられる。
4、反グローバリズムですけど、アメリカ1国だけでは成り立たないと思うんですよね。アメリカが強いのは各国からの人材や資金の流入があってこそだと思います。いいとこ取りだけして、それ以外は知らないってのは通らないでしょう。それなら国連の拒否権も返上しないといけないと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3e44f6147aa6deffd65fab7bd514bc4d6ed9ad3a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]