高島屋は、2026年2月期の連結純損益予想を従来の130億円の黒字から105億円の赤字へと下方修正しました。この大幅な修正は、ユーロ円建て転換社債型新株予約権付き社債(CB)の消却に伴い、712億円もの特別損失を計上するためです。1月30日には、すでに純利益予想を400億円から130億円に下方修正することが発表されており、特別損失として389億円以上が見込まれていました。最終的な特損額は2月24日に確定するとされています。

高島屋のこの特損計上は、多くの投資家にショックを与える内容です。企業の財務管理における透明性の欠如は否めません。まず、正確な損失の予見を怠ったことは、投資家との信頼関係を損なうものです。第二に、適切なリスク管理戦略が欠如していることが指摘されます。財務の安定化を図るには、未確定の負債に対する慎重な評価と透明性の高い財務報告が必要です。
さらなる改善提案として、新たな収益源の開拓、既存経営の効率化、そして持続可能な資金調達戦略の再構築が求められます。こうした対策により、高島屋は再び投資家の信頼を取り戻し、健全な企業成長への道を歩むことができるでしょう。企業価値を見直し、リスクを的確に管理することが今後の鍵となります。
ネットからのコメント
1、株式転換社債発行価格と今回買取価格との帳簿上の損失で別に今期に事業失敗した赤字てはありません。むしろ株式転換で新株大量発行を避けた賢明な処理に思います。長年の蓄積の結果の不動産を換金させむしりとる村上ファンドにくいつかれてる影響は分かりません。現状で資産価値の1.3倍の株価になっています。大丸は1.6倍、三越は1.7倍です。高島屋の優待カードを取るなら明日買う必要があります。
2、“赤字”という見出しだけを見ると不安になるが、今回は本業悪化というよりCB買い入れ・消却に伴う特別損失。将来の株式希薄化を防ぐ財務整理の側面もある。単年度の数字だけでなく、本業の収益力やキャッシュフローを見るべきだと思う。
3、高島屋は富裕層をターゲットにした外商に特化してるので、高級品の指定買いになるのでとにかく利益率が高い。今回の特損も豊富にキャッシュがある中での自社CB買いで、株主にとっても1株あたりの価値が高まりメリットが大きい。高島屋にしても企業価値を高めて外資に対抗できるので帳簿上赤字だろうが、財務内容はかなり良いと言うことになります。
4、高島屋の今期業績を見ると、単なる最終赤字のインパクトだけで判断するのは早計です。公表された第3四半期では 売上高が前年同期比ほぼ横ばい〜微減、約3538億円、 営業利益も前年割れながら約372億円と黒字を維持 しています。これはインバウンド需要の反動を受けつつも、国内顧客売上の堅調さやコスト管理で下支えした結果です。純利益は前年より増加しており、本業の収益力は一定の底堅さを保っています。 一方で、最終損益予想を黒字から赤字へ修正した主因は、ユーロ建て転換社債(CB)の消却に伴う約712億円の 特別損失 の計上です。これは本業の営業利益ではなく、財務戦略上の会計処理であり、一過性の性質が強い。
業績の本質を見極めるには、売上・営業利益・特別損益を分けて評価することが重要です。したがって、赤字転落という見出しだけで悲観せずに、本業の収益基盤と財務戦略を分けて冷静に捉えるべきだと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/24ada5cad03d9c156bc2e8a439e4adf98d9042e0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]