事件概要:
日本テレビの土曜ドラマ「良いこと悪いこと」が12月20日に最終回を迎えました。このドラマは、小学校の同窓会で掘り起こしたタイムカプセルから出てきた「顔が塗りつぶされた卒業アルバム」をきっかけに、同級生たちの不審死が次々と起きるというサスペンスストーリーです。
主人公の高木将(間宮祥太朗)と猿橋園子(新木優子)が事件の真相を追う中、彼ら自身の秘密も明らかになりながら、過去の因縁や復讐が絡み合う連続殺人事件が展開されました。同ドラマは配信開始以降、Hulu週間視聴ランキング総合1位を獲得し続け、第8話では366万回の視聴回数を記録。歴代ドラマの記録を更新しました。最終話では犯人が警察に逮捕されるものの共犯者の可能性が示唆され、Huluでは“その後”を描くオリジナルストーリー「10.5話」が配信開始されています。

コメント:
冷静に考えると、このドラマが高視聴率を記録し、人々の注目を集めているのは、それが単なる娯楽を超えた「社会的問題」を浮き彫りにしているからでしょう。
一連の連続殺人事件は、表面的には復讐劇のように見えますが、深掘りすると登場人物たちが乗り越えられなかった「過去の傷」や「社会の孤立感」が根底に横たわっています。この“未解決の感情”が、新たな悲劇を呼んだのです。
日本社会において、いじめや過去のトラウマが大人になってからも強力に影響を与える問題は、非常に根深いものがあります。学校や地域社会が子どもを支えきれず、傷ついたままの心で成長してしまう現実を直視する必要があります。そのために、以下の対応が急務です。
学校や地域で「トラウマ」の早期発見とケアを拡充し、誰もが声を上げられる環境を整えること。社会全体で子どもの「心理的安全性」を守る仕組みを強化し、家庭環境に課題がある子どもへの公的介入を可能にすること。過去を清算できずに苦しむ大人たちに向け、無料カウンセリングや広報など心理的支援を充実させること。“過去は変えられない”ものの、“未来に影響する現在”を変えることは可能です。このドラマをきっかけに、個人で抱え込まず社会全体で問題解決を目指していく姿勢が、より良い未来への鍵となるでしょう。
ネットからのコメント
1、結局、「結末はHuluで」と、ほぼ同じ意味ですよね。一応、真犯人と思われる人はいたけど、結局、本当の目的は達成させられることなく、無関係な娘や奥さんに被害が及ぶ光景は見て辛かったけど、高木自身は女優の不倫スキャンダルで世間の非難から逃れて、そのままイジメ被害者だった人たちは救われなかった形になり、高木は何か言いかけて終わるモヤモヤが・・・。Huluで続編を作る事は反対しないけど、せめてそれを見なくても、納得できる終わり方にしてよ。
2、意地でもフールには入らん!今国、高木の対決。そして今国の静かな涙。東雲の静かな涙。同じように泣いちゃたよ。あんなに賑やかだったイマクニのガランとした寂しさ。意地でもフールには入らん!
3、回収しきれてない伏線が沢山あるのに最終回でさらに伏線を残す。最初からHuluありきで構成されてるな今年最後にして一番のドラマだったのに今年最後にして一番の残念
4、別の記事で「続きはHuluで」に対してストレスを感じるからきっちりと放送内で完結してほしいと願っていたのに結局後日譚をHuluでという有料ありきのドラマになってしまったそこまでして金儲けしたいのかとやっぱり不満を感じてしまう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6741f3af58eb623e79e6193a8ae0cb4de1ace717,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]