フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」で、橋下徹氏と鈴木憲和農相が「おこめ券」配布について議論しました。自治体が決定するこの制度は、販売価格500円に対し実際の利用価値が440円となることで批判を受けています。消費者に届くのは1人あたり3000円である一方、橋下氏は食料品全体の高騰を考慮し、多用途な商品券を提案。鈴木農相は「おこめ券は誤解されており、実際は多くの食料品が購入可能」と主張するも、橋下氏は現金配布の方が効率的であると強調しました。

この議論は、政府の支援策の見直しを促す重要な契機となった。おこめ券制度は、確かに好意から始まったものだが、消費者に十分な価値を提供できていない。事務経費が運用額を削る現状に疑問を抱かないほうがおかしい。一つに絞るのではなく、商品券や現金配布など柔軟な選択肢を求める声が強まっている。制度の欠陥を解消するためには、配布方法の透明性向上、経費削減の工夫、新しい仕組みの導入が不可欠だ。同時に、現金給付の方法も検討する価値がある。問題の本質は、配慮の欠如にある。多様なニーズに応じた施策を選択することで、より多くの人々に恩恵を届けることができるはずだ。今こそ、消費者に寄り添った政策の転換が求められる。
ネットからのコメント
1、お米券はお米以外も買えると言うなら現金給付か商品券で良いです。農水相は結局JAが儲かる仕組みにしてます。
前のお米なんて買った事が無いと言ってた大臣と同じでJAとズブズブの関係なのでしょうね。時代は昭和から令和になっても自民党の昭和的な頭の中だけは変わらないね。
2、国民の元に届くお金が3000円は変わらないは暴論すぎるでしょ。橋下さんがいっているのは経費がかかるというコストパフォーマンスの問題なのに、税金だからいくら無駄が出ても問題ないというスタンスは問題。それに、お米券が他の商品も買えるというのはまぎらわしい。知らない人間は米だけ買えると勘違いするので、商品券や現金のほうがいい。お米券に拘る理由が全く分からない。
3、橋下氏が論破してるようにお米以外も買えるというならわざわざおこめ券ではなくとも現金で良いわけでむしろおこめ券にこだわる理由が無くなってしまうので、発行体のJAらへの利益誘導や米の異常な高値維持以外で合理的な説明はつかないよね。
4、お米券は地元スーパー3軒とも、お米しか使えないと言われました。同じスーパーでも店舗によってルールが違っていたりする可能性があり店側も消費者も確認が面倒。そもそもお米券=米購入しか使えないってイメージがあり,お米の値段の高止まり原因になってしまう。
また今回施策でお米券の利用できる店舗が拡大=特定団体の利益誘導につながる。物価高対策に農相が関わるべきではない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2b41583a84814c38041ff6977db12fe444b2f7c1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]